2009年07月26日

■金箔の「箔あかし」をしました。

こんにちは、弟子の芝吹です。
ここ数日雨くもりの日が続いています。工房の近くの小道に轢かれた蛙が続出おり、不思議に思っていたら、雨の日に私が帰っている時にその小道を小躍り風にジャンプしながら、蛙が横切っていきました。、、、蛙も雨で浮かれて横切っている間に車に轢かれてしまっている?がく〜(落胆した顔)、、、不憫ですもうやだ〜(悲しい顔)


さて、工房の作業は、宮崎さんに”箔あかし”を教わりました。箔貼りは、主に宮崎さんがされています。箔あかしとは、箔を器物に貼る前に、貼りやすくするために箔と箔の間の薄紙をくっつける作業です。

バッド(下向き矢印)箔は1枚1枚間に薄紙が挟まっています。

P1060148.jpg


バッド(下向き矢印)この薄紙に薄く油をつけました。

P1060163.jpg


この油の付いている面を箔にのせます。
バッド(下向き矢印)宮崎さんのお手本です。

P1060153.jpg


乗せたあと上から優しく押さえると貼り付きました。この薄紙を乗せる作業がすごく難しいのですあせあせ(飛び散る汗) 見てるときにはさらっとのせられていくので簡単そうに見えたのですが、極薄い箔はすぐしわができたりめくれたりしてしまい、なかなかきれいに乗りませんでした。しかも、箔がくちゃっとなるたびにイラッとしてしまうので、この作業は私には集中しすぎず気長にやる気持ちで取り組むのが向いていると思いました。
作業によって取り組む心持ちを整えると少しは増しになるかなあ、、次回試してみようと思います。

今回もありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
刃物や砥石の扱いがすっかり堂にいった感のある弟子ですが、この「箔あかし」はけっこう疲れたようですね。;;
近々、金箔は木彫の帯留の木地に貼ることになると思います。

6/27金属箔
箔あかしした金箔。

漆工芸で使う金箔は、純度が高くほぼ24金に近いといってよいほど(95%前後)のもの。(装飾用の18金はは75%)
たいへん薄く柔らかで、その薄さは光を通すほどですが、輝きはすばらしいです。
ちょっとした吐息でも浮いてしまう、その極薄の膜を意のままに扱うために「箔あかし」という、金箔を少量の油で和紙にくっつけるという作業が必要です。(その和紙に貼り付いた状態で金箔をうごかしたり切ったりします)
蒔絵の仕事でも分かるように「金と漆」はたいへん相性がよいのですね…。とても美しい表現が期待できますよ。ムード


さて、今日は本当なら漆掻きの6辺目にいくはずだったのですが、あいにくの雨で延期です。ショボーン。
また、浄法寺に漆かき研修生として行っている臼杵さんから、写真も届いています。こちらの方も近いうちにアップしようと思います。^^


posted by 宮崎佐和子 at 23:30| Comment(4) | TrackBack(0) |   弟子の日記
この記事へのコメント
箔あかしなんて言葉すら知りませんでした。

あの薄い紙は、金箔を作るときにすでに付いているものだとばかり思っていましたが、そういった地道な作業があるんですね。

Posted by タッキー at 2009年07月27日 12:44
タッキーさん、こんばんは!
コメントを下さいまして、ありがとうございます。^^

>あの薄い紙は、金箔を作るときにすでに付いているものだとばかり思っていましたが、そういった地道な作業があるんですね。

私もくわしいことには不案内なんですが、箔うちなど箔の全般の仕事には欠かせないものです。厚さ数ミクロンといわれるデリケートの極みの箔を扱うのに、役立ちます。
「あぶらとり紙」としても有名ですが…ほんのわずかな油もすっと吸うので、ほんとによくできていると思います。^^
Posted by 宮崎佐和子 at 2009年07月27日 21:08
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