さかのぼること1ヶ月ほど前…。
松本がドラフター(製図台)の前に座り込み、いろんな定規を回りに置いて、頭の中にイメージしているうつわの製図を一心不乱に書いておりました。
その時に書いた新作の製図を、いつもお世話になっている山中の木地師さんにお送りし、何種類かの「サンプル木地」を挽くようお願いしていたんです。
そして、楽しみにしていたその「サンプル木地」が先日やってきましたので、一つ皆さんにお見せしようかと思います。




大きさはこのくらい。



イメージしていたものがこうした実体になると、とてもよい資料になります。
持った感触や全体のバランス、漆を塗って仕上げたときのイメージや、完成品を使う時のシチュエーションなど、時には何日も眺めて考えることがよくあります。
そして、そぐわない部分があるとそれを修正していき、完成していくんですね。
今回はどうするのかな…?


「ぐいのみ」になるんですね。
今回の材は、ミズメザクラです。
新作のものは、ミズメザクラのものを増やしていこうかな、と思っています。
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今年のカナヘビの赤ちゃんを捕まえましたよ〜。^^(すばしっこいので、成体よりも捕まえにくいです;;) 赤ちゃんカナヘビは、身体の模様がまだなくて、シッポが青いのが特長です。この「青いシッポ」は、おとなになるにつれて消えてしまいます。『蒙古斑』にちょっと似てますね。この子もりっぱなおとなになれますように。

私もいつも制作前に図面を書きますが
自分の場合、そもそも頭の中のイメージがハッキリしてないので
図面見ながらも、試作してからも悩みっぱなしです(笑)。
私もぐいのみの制作中なので、
一番小さいのが気になります^^;
お返事がちょっと遅くなりましたが、コメントを下さいまして、ありがとうございます。^^
GILさんもいろいろ作られていますものね! 頭の中のイメージを実像化するのって、なかなかむつかしいと思います。
(一度、『これでよし』とサンプルを見て思っても、一晩経つと『やっぱり、こうしようかな?』と考えが変わっていたりします。;;)
>私もぐいのみの制作中なので、
一番小さいのが気になります^^;
ぐいのみって、楽しいですよね〜。
「こんなお酒を、こんな季節やシチュエーションで、こんな人といただく」と考えると、無限にあるのもわかります。
材に凝っても楽しいし…。
う〜ん、すてきなぐいのみを作ってくださいね。
これからもよろしくお願いいたします☆