いま、私たち夫婦がはまっている石…
それは松本が“砥石”、私が“琥珀”です。笑
ちょっと「おっ」と思うこれらの石を見つけると目がはなせませんし、少しおこづかいがあると「どんな石が買えるかなあ」と考えてしまう有様です。
そんな中、松本がひさびさに砥石を買ってきました!
戦利品をずらりと並べて嬉しそうです、が、マニアックすぎて私にはあんまりよく分かりません。(買って帰るなり、ずーっと刃物を研いで砥石チェックしてました。すごい集中力で声をかけても気付きません


右の石が大平・巣板(おおひら・すいた)という石です。
今回の買い物では一番松本好みの石。左は氏素性の記載のない石で、巣板です。この石は刃物がよくおりる(研げる)そうです。

大平・巣板のアップ。
すこし青みがかった地に緋色の斑紋が全体に広がっています。側面から石を見ると何十回も繰り替えされたクレープ状の層が見えます。ほかの石にもこんな斑紋は少しずつあるようです。

新田・巣板の石。
上のふたつの石の中間くらいの細かさでした。以前買った「愛宕」があまりにも堅く目の細い石だったので、青砥石(中間砥石)のつなぎとして、この三つの砥石を探して手に入れた…というぐあいです。
いま砥石(巣板、特に奥殿)はブームだそうです。新しい石も以前行ったお店で求めたのですが、ルーペを持ったお客さん!? や「いまネットで巣板すごく高いんですよ〜」と言いながら来るお客さんが増えているそうです。
やっぱり香川県にはけっこう石マニアがいるんだなあ、と思いました。
もち論アマチュアレベルなんですが、TV放送の鉋の薄削り番組に刺激されて、よさそうな鉋の刃を入手しては台に仕込んで、研いでは試し削りの連続の毎日を過ごしました。何面も仕込んでは一人でニンマリしていました。
・・・一種の病気ですねえ
一番凝ったのは、鉋の刃ですが、この時に砥石もコレクションしました。天然の仕上げ砥石は確かに高価で、当たり外れもけっこうありますね。(笑!)
松本のいくお店はけっこう砥石がそろっているのですが、さすがに松本が行った時はいいものは売れていて、もうなかったそうです。