2009年09月05日

■弟子の漆かき研修10/10、11辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。
8/22に10辺目を入れて、京都高島屋の催事に参加し、間を空けて11日目の9/2に11辺目をいれました。
10辺目11辺目合わせてご報告します。


バッド(下向き矢印)10辺目も引き続き、夏の盛り漆が出てきました。

P1060538.jpg

さらさらでこぼさず採るのが難しいです。漆の出も良く、今までよりたくさん採れました。


バッド(下向き矢印)なかなかいい状態でしたが、11日間空けた11辺目はこんな感じでした。

P1060775.jpg

とても透けた漆が出てきました。木を作っていくと、夏の終わり〜秋の初めにはこのような漆が出でくるそうです。若木は刺激を与えないとすぐ出が悪くなるそうで、出は悪くなっていました。空けずにきちんと採ったほうが良いようです。

採る期間を空けたら、こんな変化が出ることを見れたのは勉強になりました。一度にたくさんの木を掻く時には盛りからはしっかり採っていこうと思います。

ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
雨、ふりませんねえ…。たらーっ(汗)
台風が近づいた時に、少し降ったくらいで空気も土もカラカラに乾いています。雨が少ないと木もきっと疲れているだろうなと思います。
松本は、漆掻きの際に木のピークを真夏〜秋にもってくるように意図する仕事をして、弟子もそれにならってやってみているわけなのですが、秋は作品展のシーズンなので、どうしても人が木に合わせられなくなる時も出てしまいます。

9_5_mugi_.jpgさて、今日はむぎ君です。
いつもおなかをすかせているメタボなむぎ君ですが、お目当てのフードが入っている、コーヒーの空き瓶によくアタック?しています。幸運にも、今日はふたがゆるんでいて、飼い主に気づかれる前に(もう気づいていますけど ;;)必死で手を突っ込んで、中のフードをつかみ出しているむぎ君です。


posted by 宮崎佐和子 at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修
この記事へのコメント
傷口を守る刺激が、濃い漆を出すのでしょうか。
ハゼノキやヌルデはいつもこんな感じです。
胸の高さで直径10cmの木なんですが、来年やってみます。
Posted by KOH at 2009年09月08日 13:15
KOHさん、こんばんは!
コメントを下さいまして、ありがとうございます。^^

こういったコメント欄の文面では、ニュアンスがお伝えしにくいのですが、木に与える刺激は、とても大事なんですよ。
かといって、過度にダメージをあたえると木が弱ったり病気になってしまうので、加減にコツや職人技ならではの工夫があったりします☆

>胸の高さで直径10cmの木なんですが、来年やってみます。

わあ、10センチといったら、ハゼヌルデにしては、かなり大きめなんじゃないでしょうか。
それにしても、ハゼやヌルデからうるし樹液が出るものなのかなあ??
(以前、いたずらで松本がキズを付けた時は「水しか出なかった…」と言っていたんです ;;)
ハゼやヌルデに関しては、まったく知らないといってもよいほどなので、とても興味があります。
できるのなら、ぜひぜひ、おためしください〜!
ウルシ樹液かどうかは、ウルシオールをちゃんと含んでいるかなので、出て来た樹液は、試験所で分析をかけてみると面白いですね。^^

※KOHさんすみません、追記です。
のち、松本から指摘があり、ハゼやヌルデの樹液にもウルシオールがいくらか含まれるそうですよ。(そうだったんだ…;; )
ただ商品価値は乏しいので、樹液は利用される方向に行かなかったみたいです。かぶれに気をつけて、ぜひいつか試して下さいね☆
Posted by 宮崎佐和子 at 2009年09月08日 23:48
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