2009年10月01日

■第12回「西日本の漆を守る会」/3

こんにちは、弟子の芝吹です。
9/19〜21に岡山へ第12回「西日本の漆を守る会」に行ってきました。3日目の様子をご報告します。
(1回目と2回目の報告も、合せてごらんください)
           ↓

※第12回「西日本の漆を守る会」/1
※第12回「西日本の漆を守る会」/2


3日目(9/21 月曜日)

バッド(下向き矢印)縄文時代の人が掻いていたであろう掻き方の後は、現代の掻き方で漆掻きをしました。

DSCN2136.jpg

この木は、直径20センチ弱くらいです。これくらいの太さの木がたくさんありました。

バッド(下向き矢印)掻きとった後のヘラに残った漆です。

DSCN2135.jpg


ここ蒜山の畑には、様々な場所で生えていたウルシノキを育ててあり、20種程あるそうです。ウルシノキの中でも樹皮がごわごわしたものとそうでないものがあったりと、違いがあるようでこれから各地域に生えていたウルシノキにどんな特長があるのかわかってきたらすごくおもしろそうです。


この後、郷原漆器の館に行きました。
ここには主に器類があり、地元の栗の木を木地から挽き、塗りまで仕上げているところです。


バッド(下向き矢印)木地師さんの作業見学です。
DSCN2147.jpg

この機械は刃が固定してあるので、体験したいとお願いしたらさせてもらえました。刃は木地師さんが調整して、私は側面の持ち手をまわすだけなのですが、一定にまわすのは難しかったですあせあせ(飛び散る汗) その後に、刃が固定していない木地だけ固定してある機械のほうでの作業も見学しました。刃の微妙な当て方でどんどん木地の形が削られ変化していくのは見入ってしまいました 目ぴかぴか(新しい)

郷原漆器の館のろくろ



今回の会は本当に濃い時間でした。漆に関する様々な人に出会えましたし、すごく充実した時間がすごせ、大変お世話になりました。ありがとうございました。


3回にわたり、ありがとうございました。


* * * * * * * *


宮崎です。
いつもながら、盛りだくさん?の企画だったみたいですねexclamation ここの会は、このようなイベントいっぱいなんですよ。また漆を愛する方たちとたくさんお知り合いになることができるので、弟子もとても楽しかったと思います。
お世話になりました、私からもお礼申し上げます。^^


10_1_kanban_.jpgさて、左は弟子が、蒜山の植栽地近辺で撮った写真です。看板には「漆植栽地につき立ち入りはご遠慮ください」の文字が…。この看板の周囲のウルシの木たちも、大きくなっていましたよ。ムード


posted by 宮崎佐和子 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) |   西日本の漆樹液産地
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