2009年10月28日

■工房の漆の実を収穫しました。

こんにちは、弟子の芝吹です。
最近、朝の冷え込みがつよくなって、冬が近いのを感じます。寒さが苦手な私は早々とホットカーペットを出しました。

さて、工房の漆掻きは、種を収穫しました。
バッド(下向き矢印)まだ、葉っぱは落ちてません。

P1080159.jpg


バッド(下向き矢印)たくさん採れました。

P1080162.jpg

段ボールにいっぱい採れたこの種、いくつか中身を調べた所、ほとんどシイナ(中身のない発芽しない種)なんですもうやだ〜(悲しい顔) この木の近くにある雄花のウルシの木は、同じ木の根を分けたこの木の分身の木で、どうやら自分同士でかけ合わさって出来たようなのです。(ウルシの木は自分同士の掛け合わせでは、シイナばかりが出来てしまいます。)
20個に1個くらいは中身のある種があるようなので、それに望みをかけて、春に蒔こうと思います。


バッド(下向き矢印)浄法寺産の木になった種はこれです。

P1080160.jpg

こちらは少ししかありませんが、中身がしっかり詰まっているので期待大です。

蒔く様子も春かわいいにお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。

* * * * * * * *

10_28_urusinomi_.jpg宮崎です。^^
今年もいっぱい採れましたね〜。

←これが漆の実なんです。小さいつぶつぶの実が連なった房が、垂れ下がって成熟します。この実を、高枝切りバサミで切り取って集めるのですね…。
この実の皮や果肉と取って種だけにし、脱ロウしてから発芽させます。
※一例
芽
うまくいけば、こんなに可愛い芽が出てくるはず…。


来年の春の、楽しみの一つですね。
私も期待して待っていようと思います。
ムード
posted by 宮崎佐和子 at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) |   弟子の日記
この記事へのコメント
こんばんは。

流れから行くと、
この種を焙煎して、細かく挽いて淹れてみる・・・
というわけではないんですね^^;

うちも、春に植えた朝顔から
たくさんの種が取れました。

土に種を植えて時々水をかけて、
それだけなのに、たくさんの花が咲いて
その後蒔いた以上の種が取れる・・・

って、ふと今考えると
なぜか不思議な感じもします。
小学生に笑われそうですが(笑)。
Posted by GIL at 2009年10月29日 00:39
GILさん、こんばんは!
いつもコメントを、ありがとうございます。^^

この種は食用ではなく、来年のためにとっておきます☆ 
そうそう、漆コーヒーは焙煎が命だそうですよ。(達人いわく)でも、いつか作ってみてもいいなあ…。楽しそう。


>うちも、春に植えた朝顔から
たくさんの種が取れました。

朝顔さん、いっぱい種を残してくれたんですね。なんにもしなくても、花を咲かせて葉をしげらせて、とてもかわいい子でしたね…。
私も、不思議に思いますよ〜。
人はあまり手を加えなくても、どんどん大きくなっていくものは(植物に限らず)たくさんあって、生きる力というのは、今さらながらものすごいなと…。
その朝顔さんにとって、GILさんのくれた環境はとても心地よくて、じゅうぶん生き切ることができたんですね。

また、来年も次の子が花を咲かせてくれるとうれしいかな。^^

これからもよろしくお願い申し上げます☆
Posted by 宮崎佐和子 at 2009年10月30日 23:41
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