さて、今日(11月22日)に行われた
五色台の漆の植栽会ですが、皆さまのご協力でウルシの苗たちがぶじ植わりました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございます

おって、ご報告いたしますね。^^
さて、ウルシの木の話ばかりが続きましたので、工房の仕事の方も少しお見せいたします。

松本がずっと彫っていたスプーン木地たち。

中塗りがすすんで、漆の色が乗りいい雰囲気になってきましたよ。

完成まで、あと少しです。
※木地づくり中の様子
※すり漆の作業の様子スプーンをはじめ、カトラリーの制作はたいへん手間のかかるものなのです。お椀を作る方がよっぽど楽かな??
このスプーンたちのほか、漆のカトラリー類をダースでオーダーされたお客さまもいらっしゃいまして、そちらは写真を撮っていないのですが… オーダー品だけあってお客さまのこだわりもすごくとても見応えのあるものに仕上がりそうです。

そちらもご紹介できるといいなあ、と思います。

おまけ… 工房の木工場で見つけた、カマキリさんです。さすがに動きは鈍いんですが、眼光鋭くカメラをにらみつけます。

ママカマキリさんは寿命が長く、この子のように冬が近づく頃になってもがんばって生きている子をたまに見かけるのですが…。たかが虫一匹ですが、最後の生き残りというのはなんというのか、誇り高い孤独といいましょうか… そういうものを感じて、私の中でこのカマキリさんは目が離せない存在となっています。
posted by 宮崎佐和子 at 23:58|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
漆のスプーン制作
私もいよいよ、スプーンのうるし作業に
入ろうかというところでした。
刷毛のゴミ出しもあるので
色々準備を整えて臨みたいところです・・・
カマキリも、冬前の産卵で忙しいときでしょうね。
うちのグレープフルーツに来ていたアゲハも
先月さなぎになりましたし
沿岸の鮭の町なので、今、川には鮭が戻ってきています。
まさに命がけでここまで来て、だいぶ傷だらけで
もう力尽きている鮭もいたのですが
その姿を見て、色々考えたり・・・
なんて日記を先日書いたところでした^^;
いつもコメントを下さいまして、ありがとうございます。^^
いよいよスプーンが漆色になるのですね、わくわくする瞬間ですよね! 順調に乾きますように…。
>うちのグレープフルーツに来ていたアゲハも
先月さなぎになりましたし
沿岸の鮭の町なので、今、川には鮭が戻ってきています。
GILさんところのアゲハさんは来春チョウチョになるのですね♪(サナギで冬を越すのって、どんな気持ちなのかなあ)
GILさんちのグレープフルーツの葉っぱをせっせと食べて、サナギになるなんで、なんて可愛らしいんでしょうか。^^
もう生き物たちはどんどん冬支度に入っているんですね…
それに鮭!!
鮭が泳いでいる姿なんて、一度も見たことないです。('o';)
テレビの特集とかくらいかな…、小学生の時に授業ではじめてその様子を見たのですが、産卵のために故郷に必死で戻って役目を終えると力尽きる姿は、子供心にもなんとも言えないものを感じました。
ものいわぬ生き物が、背負った役目を粛々と果たす姿には、尊いものがありますよね…。
あれもこれもしたいと思う自分の欲深さをついつい考えてしまいます。;;
(お父さまのお誕生日、おめでとうございました☆)