2007年02月19日

■ヘラ太刀の裏出し。


松本が私のヘラ太刀(漆の仕事で使う、ヒノキ材のヘラを削る刃物)の裏出しを今まさにしてくれています。
2/19裏出し1
「なんで僕がこんな仕事を…ブツブツ」を言いながらも楽しそうに「カンカンカン」を音を立てながら作業する松本。
なぜって今回の作業には、秘密兵器?があるのです!

2/19裏出し2

鉛の金床。さっき自作?したものです。
釣り具用のおもりをガスコンロで溶かして、缶の中で固めたもの。(ほんとに溶けちゃいました…ビックリあせあせ(飛び散る汗)
これが調子よく刃物に沿って使えるんですよね。

今から、私は岡山へ仕事の(仲間との?)懇親会に行ってきます。なので、今晩帰るころには仕上がっているかな〜? 楽しみに行って来ます。


posted by 宮崎佐和子 at 17:45| Comment(12) | TrackBack(1) |   道具
この記事へのコメント
おお〜っ これが塗師刀 ・・・ですか?
S口さんは切り出しの特大サイズみたいなので
削っていたようでしたけど。

この刃物の場合は裏出ししているとなると、そうとうに「切れる」んでしょうね!

ちなみに、この手の刃物は「直線」が基本で裏をまっ平ら(すなわち直線)にしておいて、表側を研ぐことによって一直線の鋭い刃先になります。大工道具では、カンナが「糸裏」になるように裏押しします。
「糸裏」にしなければならない理由は、裏面全体をまっ平らにするのは至難の業なので裏出しをして刃先だけを直線にするのです。
 ・・・意味わかります?
Posted by 舁だんじり at 2007年02月19日 21:48
雪吹棗の下地かと思いました

包丁では聞いたことがないと思うのですが
直線の刃物では「裏出し」ということをするんですか 知りませんでした
この間の槍鉋もダマスカスのような美しい刃紋で素晴らしかったですが 塗師屋包丁もいいですねぇ 使わないけど買おうかな 
Posted by 大塚 at 2007年02月19日 23:34
片刃の刃物の避けて通れない裏だし。
鉛の金床だったら割れにくいですかね♪

鉋やなんかは結構わっちゃうことあります(汗)

割れたら今度その刃で小鉋を仕込むんですよん。
しかし最近は裏鋤のだだくさな物ばかりだから使いにくい物がおおいです。

Posted by 黒柿 at 2007年02月20日 00:34
舁だんじりさんこんばんわ、写真の宮崎のヘラ太刀は裏が切れたのではありません…漆芸研究所に入所する時に入所者に音丸耕堂基金から送られるもので、練習用のヘラ太刀です、鋼を直に金槌で叩いても亀裂の入らないほど緩い鋼で片刃の宿命か、焼の加減か、ネジレていて最初から基準面がありませんで今更ですが宮崎に裏を出さされました。
この緩いヘラ太刀の裏だしは上等の鉋とちがい、糸裏は難しいんです、形の特徴もあるんですが裏切れした上部の地金を叩くと出したい部分と同時に対角線と刃物本体の先と元も同時に反ります、長い形からか叩いて1週間くらいはじわじわ動きますし表を研ぎ落としてもやはり裏が動きます、よって糸どころか斑帯紐糸裏になります、まあ下手なだけですが…
輪島の○口さんの椀下地用丸篦アテ材で削る所、僕もみました、たしかに切り出しの特大サイズで、先が日本刀の切っ先の様に研いであり丸い篦作りやすそうでした、ちなみに鎌倉の鍛冶やさんにヘラ太刀欲しいので注文したいと言ったらヘラ太刀が通じず、しばらく間を置き、「ああ丹刃か」するとこっちが「たんばってなんな?」と、地方によって形や名称が違うんですね〜ちなみに最低50からの注文数と言われ断られました。この鎌倉の鍛冶屋の先代の作を父親が所有していて、薄い鋼と地金の色や研ぎ具合や篦の削り、タガネの刻印の切れまであこがれでした。
Posted by 松本和明 at 2007年02月20日 01:58
おっと、松本さんからのコメントですかぁ。
ありがとうございます。
・・・随分と困りモノですね。

塗師さんの刃物の世界でも、「千代鶴」とか「石堂」とかあるのですか?

ちなみに、鉋刃の超高級品のブランド名です。
あるわけないけど、もしどこかで見付けたら絶対に「買い!」です。大森俊三さんの盛漆三貫樽に匹敵する値段です。
Posted by 舁だんじり at 2007年02月20日 17:17
大塚さん♪

>雪吹棗の下地かと思いました
そんな良いものに見えたとは…はは^^ ジョージアの空き缶に鉛を溶かし入れた固まりなのです^^;
へら太刀(塗師屋包丁)けっこう高価なようですが、お大塚さんなら近々買っちゃいそうですね。
Posted by 宮崎佐和子 at 2007年02月20日 20:19
黒柿さん♪
私が昨晩の宴会から戻っても松本の裏出しはまだ終わっていませんでした。
鉛はすごく柔らかくて沿いやすいので、裏鋤の筋まできれいに金床にスタンプされます^^;
ホント割れにくそうです。

>割れたら今度その刃で小鉋を仕込むんですよん。

ええっどうやって??('0')
松本がすごく知りたがっています〜〜
Posted by 宮崎佐和子 at 2007年02月20日 20:26
「千代鶴」
香川が誇る国宝の先生に見せて頂た事があります、現代の名工を受賞し乗りにのっている時に打っていただいた夕凪ではなくて…一枚刃の「千代鶴」(名忘れました)でしたが。
購入する時に削り華を送り了解が出て初めて購入と言う運びだったそうです、何度か聞かされました凄すぎます。

僕はヘラ太刀のブランドは聞いた事がありません、香川の両国宝とも光雲の丹刃http://nttbj.itp.ne.jp/0338317723/index.html?Media_cate=populer&svc=1303(東京の鍛冶屋さんなので丹刃)使用だそうです。


Posted by 松本和明 at 2007年02月20日 20:36
子鉋の仕込みは自分で鉋台を仕込める人であれば割れた大きな鉋や刻み煙草の刃があれば熱をかけないようにグラインダーで切ったりして仕込むんですよん♪

ちなみに良いヤスリを削って印刀やなんかこしらえるとすごく切れます♪
それは知人がやったんですが、私が使ってる左市弘や清忠よりも切れるやつもあります ヾ(*´∀`*)ノキャッキャッ

鉄鋼用の円盤鋸の刃(ハイス)でも小刀作るとすさまじく切れます(*´∀`*)
Posted by 黒柿 at 2007年02月21日 02:04
黒柿さん、ありがとうございます。
松本も学生時代自分のヘラ太刀を割ってしまい、3センチほど短くなっちゃったそうです^^:(玉鋼で欠けやすいとか)

ヤスリはよく切れますよね
ノコはやったことがないので、一度挑戦したいです。ヤスリは全鋼なので研ぎにくくて、薄刃だとよさそうですね♪
Posted by 宮崎佐和子 at 2007年02月21日 23:58
この金床のアイデアいただきます。
先代が使っていた裂き包丁が研ぎ減りして肝心な切っ先だけ裏が切れています。
大工さんにお話を聞きながら少しずつ直しているところです(青鋼なので?下手くそでなかなか伸びません)。
先日手が滑って愛用の包丁を落としてしまいました。幸い峰からだったので被害はあまりありませんでしたが、仕事中に研がなくてはならなくなりひんしゅく物でした。
先代包丁の現役復帰を目指します。予備がありませんので…
アイデア料は後程ということで…(^_^)v
Posted by タナゴ at 2009年01月08日 12:40
タナゴさん、こんばんは!
ちょっと古い記事ですが、見てくださってありがとうございます。^^
このお手製?の金床、今でも大活躍しています。
(鋳造中?は、ガスが出るらしいです。絶対に野外で作ってください、と松本が言っています)
どうぞ、そこだけはお気をつけ下さい。

>先代が使っていた裂き包丁が研ぎ減りして肝心な切っ先だけ裏が切れています。
大工さんにお話を聞きながら少しずつ直しているところです(青鋼なので?下手くそでなかなか伸びません)。
先日手が滑って愛用の包丁を落としてしまいました。幸い峰からだったので被害はあまりありませんでしたが、仕事中に研がなくてはならなくなりひんしゅく物でした。

わ、たいへんでしたね。;;
でも昔の刃物って、やっぱりいいんですよね〜。
材料からいいし、一世代違うだけでも今とぜんぜん違います。
お使いになる持ち主さんが変わるとクセも変わって、勝手が違ってくると思いますが‥。大事にしてくださいね。

これからもよろしくお願いいたします。

Posted by 宮崎佐和子 at 2009年01月08日 22:46
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