京都の宇治から、突然のお客さまがありました…。(急でびっくり)
木工家の方です。もともと香川御出身の方で、ネットを通じてうちの工房をご存じだったそうで、地元に戻った際にいろいろ居所?を調べて連絡して来たそうです。(うちは公式サイトにも電話とか公表してないからなあ。お手数かけてすみません)

漆の木についていろいろお話をされて帰られました。仕事の真っ最中でしたが、松本は漆の話ができてもう大喜びです…止まりません。

漆の木の前で記念?写真。臼杵さん(左)とおっしゃる方で、漆の木を植えられたうまく育たなかったとのことで、それもお話させてもらいました。
それにしても木工の方っていうのは、熱いなあ…^^: 素材に対する情熱もすごいし、初めてでも松本ととっても話が弾むことが多いです。
それにネットの威力、というのか影響力の大きさも感じます。

臼杵さんからいただいた、ぐみの木。
このぐみ、トンカチなどの木工道具の柄にぴったりだそうで、分けて下さいました。もう松本は「玄翁の柄が入れられるぞ〜」とウキウキしてます

松本の道具熱に燃料がまた入りました。笑
先日は突然訪問して申し訳ありませんでした。
大森俊三さんの漆はやはりすごいですね。
帰り手のひらを見たら少し赤くなっていました。
それと鉋のことですが、千代鶴 石堂よりすごいのがあります。初代千代鶴に匹敵するものだとおもいます。
それで削ると欅の節も逆目なしで削れます。
・・・うわ〜ぁ! ・・・ 絶句 ・・・
私の師匠(=幼なじみで、近所の建具屋さんの二代目)は、千代鶴2丁と石堂1丁を持っています。
師匠曰く、「千代鶴は地金が軟らかくてすぐに研ぎ上がる。檜にはすごく向いているが、杉を削るには向いていない。」 ・・・とのことです。
もち論、触らせてくれませんけど・・・
先日は、わざわざいらして下さってありがとうございました。^^
>帰り手のひらを見たら少し赤くなっていました。
ありゃりゃ〜かぶれちゃいましたか??(心配)
さて、そんなすごい鉋の存在を知ったら、松本はいても立ってもいられません。今年も京都に行く機会がありますので、またいろいろお話聞きたいです。^^