2009年12月23日

■12月のウルシの木の様子です。

うんと冷え込んだ日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
工房は今年最後の催事が終わって、ちょっとだけ一息入れています。^^ 
あとは、年内に納品するものを急いで仕上げていこうと思います。


バッド(下向き矢印)では、久しぶりにウルシの木の様子を少しお見せしますね。
12_23_urusi_ki_3_.jpg
木はすっかり落葉してしまいました。
でも、枝の先には、次の春にむけての小さな芽が宿っているのですよ。ムード


バッド(下向き矢印)そして、今年の3月に大きな変化がありました。工房の庭で一番大きかった阿波うるしの木を訳あって切り倒してしまったのですが…。
3/7切った漆の木
※工房の漆の木を…切ってしまいました


わっ、なんて可哀相な… 
そこには哀れな切り株が残っちゃいました。がく〜(落胆した顔)
…が、大丈夫です。


バッド(下向き矢印)わずか数ヶ月で、こ〜んなにいっぱい「ひこばえ」が…。
12_23_urusi_ki_1_.jpg
「ひこばえ」、多過ぎです。(そして立派すぎ…)

12_23_urusi_ki_2_.jpg

バッド(下向き矢印)木が一番元気な盛りの夏は、こんな感じでしたよ。
7_6_KABU_2_.jpg

この木は、たしか工房立ち上げの頃(2001年頃)に誕生した苗木でした。ある程度年月を経て成長していたので、表面に出ている部分以上に、地下の「根っこ」がものすごく広く大きく張っているんです。
その隠れた「根っこ」の生命力がすさまじく、失われた幹や枝葉の再生が早いのです。(そういえば、徳島の漆掻き職人の東さんは、このことを『地下に財産がある』と言っていました。なるほど〜)


さて、来年はどんな成長を遂げてくれるのでしょうか…。
天候に大きく左右されるので、来年はいい気候に恵まれることを祈ります。


12_23_mugiuri.jpgさて、こちらはアラジンストーブに集ううり坊とむぎ君です。(なんだか微妙な雰囲気になっていますが…)
この寒さのために、ストーブは一日中稼働しています。この冬もストーブで煮込み料理を楽しみたいと思います。ムード



posted by 宮崎佐和子 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録
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