2月がやってきました、春の訪れを待ち焦がれるひと月です。
さて、工房の漆の木は、昨年の漆掻きで最後切り倒し、切り株になりました。


ぶよっとしてます。
さてこの時期は、漆の乾きが格段に落ちます。漆の仕事をするには、湿度だけでなく温度も保ってあげないといけません。

今は活力ゼロに見えるこの漆の木も春になったら芽を出す訳で、実は色々と準備に勤しんでるんですかねえ。
春が愉しみです

今回もありがとうございました。
* * * * * * * *
宮崎です。
工房の三人は、みんな冬が苦手らしいです。(みんな温暖な瀬戸内海地方に住んでいるというのに… この寒さにさえ弱い)
また、日本列島は冷え込んでいるのですが、ウルシの木は春に向かっての小さな芽を、確実にふっくらと膨らませているんですよ。^^

ときどきこんな場面に出くわして、ハラハラする私です。
楽しみにしていました、この時期うるしの乾燥
には苦労しました、風呂(室)の温度が低いと
漆が乾きにくいです、乾き損ねると何日経って
も乾きません、最近ではこの時期でも乾く漆が
メーカーさんに有りますが硬化剤?を加えてい
るのでしょう、漆のために良くないと思います
私は電気で保温しています、昔の職人はどう
していたか二三紹介します。
1、大根の煮汁を霧吹きに使用する、
(残った大根は味噌を付け風呂吹き大根と して食べる)酒のつまみになる
2、霧吹き酒または焼酎を加える
3、漆風呂に火鉢を入れる、炭火です 4、漆風呂に七輪を入れる、練炭です
木の匂いか肌触りが気に入ってしまったのではないでしょうか。
まさかご主人に倣って刃物(砥石)の匂いで気持ちが落ち着くとか…
ほんわかした語り口で、とっても癒されます。^^
buki-bukiは恥ずかしがりや?なので…
恐縮ですが、
私が代わりまして、お返事をさせていただきますね☆
>昔の職人はどう
していたか二三紹介します。
わあ〜、ありがとうございます。
大根の煮汁やお酒を、漆室の湿しに使う… ということは、お話に聞いたり本で読んだりはしたことがあります。
が、私どものように若い世代の者にとっては、実際にそういった方法を使っている様子さえ知らないわけで…。(すごくレトロな風景に感じます)
漆の乾きにどのように作用するのかはわからないのですが、昔の職人さんの知恵や工夫がこめられているのでしょうね…。
「キー」さんのおっしゃるとおり、漆は一度乾き損ねると、なかなかご機嫌をなおしてくれないことがあります::
乾きが早すぎるのも問題なのですが、こんな寒い季節には、順調に漆が乾いてくれることを祈るばかりです。
「キー」さん のお仕事場の漆も、機嫌よく乾きますように…!
茨城のほうも冷えているのでしょうか…?
お水もうんと手にしみますね。
>うりくん安心しきってますね。
木の匂いか肌触りが気に入ってしまったのではないでしょうか。
まさかご主人に倣って刃物(砥石)の匂いで気持ちが落ち着くとか…
そうなんです〜!
安心しきって、こんな場所で爆睡?しているのですよ…。(おなかの下に彫刻刀をしいていたりします;;毛皮のおかげでぜんぜん気にならないみたいです)
木のにおいが好きなのかな〜。
ほんと、タナゴさんの言われるように、刃物や砥石が引力になっていましたら、どうしましょう?
木作業場で作業をしながら松本は、机上に押し寄せるうり坊ボディーと戦っています。
いつも見てくださってありがとうございます、これからもよろしくお願い申し上げます☆