2010年04月13日

■ウルシの種の脱ロウをしました。

桜の花も、もう終わりの時期ですね。
さて、工房では遅まきながら?今年も、ウルシの実生の種を蒔くために、ウルシの種の『脱ロウ』をしました。^^


バッド(下向き矢印)昨年、工房の庭の漆の木に実った、ウルシの実。
漆のタネの脱ロウ1

5_11_HANA_2_.jpg←この時のお花の実なんです。ムード


さてさて、今日はこの実から種を取り出して、『脱ロウ』をしました。


『ウルシの種』は、ふつうに蒔いただけでは、なかなか発芽しにくいってことは、ご存知でしょうか?
皮の周囲に厚い『ロウ』が巻き付いており(昔はこのロウを取り、ロウソクなどの材料にしていました)、これが障害になって、ウルシの種さんは、発芽しにくいという不遇な星のもとに生まれます。(なぜなのでしょうね… ^^;)

これを人為的に取り除くことにより、種から苗を獲ることが出来るんですよ。


バッド(下向き矢印)まずは『脱穀』します。
 撞いて、種の中の『実』を取り出します。
漆のタネの脱ロウ2漆のタネの脱ロウ3

脱穀については、コチラの記事の前半に詳しく書いています。 
    ↓
※漆の種を“脱蝋”しました。


脱ロウの方法には、2種類あって『熱湯法』と『硫酸法』があります。
漆のタネの脱ロウ4

今年は、『硫酸法』をとりました。
梅干し壺に種と硫酸を入れて、時間を計りながらかき混ぜます。(グツグツ煮立った地獄のカマみたいですね〜;;)
この強い酸で、頑固なロウを溶かすのです。
でも、長く漬けすぎると種の中身まで酸が作用しますので、タイミングをよ〜くみはからいます。


一方の『熱湯法』の脱ロウについては、コチラの記事の後半に詳しく書いています。 
    ↓
※漆の種を“脱蝋”しました。


さて、こうして皮の周囲のロウを溶かした種は、きれいに水洗いをして、水に浸けておきます。
すると「しいな(中身の入っていない種)」は、水面に浮かんでくるので、生きた種と死んだ種をここで選別するのです。


バッド(下向き矢印)いっけん、変わらないように見える二つの種…。
 (右は、脱穀する前のウルシの実です)
漆のタネの脱ロウ6
片方は、しっかり実が詰まって沈み、もう片方は水面にプカプカ浮かぶ空砲なんですよ。


バッド(下向き矢印)ためしに、この種を割ってお見せしますね。
漆のタネの脱ロウ7
わっ、やっぱり違う。がく〜(落胆した顔)


…やっぱり、沈んだ種はしっかり『命のもと』が詰まってますねexclamation
これらの種は、数日間お水に漬けてしっかりふやかしてから『播種(種蒔き)』をします。


昨年の脱ロウ作業、詳しくレポしていますので、ぜひごらんください。
※漆の種の脱ロウ・硫酸法1
※漆の種の脱ロウ・硫酸法2



タケノコさて、この季節になると、産直の市場に足しげく通う私達…。ねらいはタケノコさんです。昨日もタケノコ二つを250円で買い、タケノコご飯にタケノコの炒め物、そしてタケノコカレーとまさにタケノコ三昧あせあせ(飛び散る汗) 春は、おいしいものがいっぱいですね。

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posted by 宮崎佐和子 at 21:13| Comment(2) | TrackBack(0) |   漆の植栽
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