ホントとっても暑かったです。



この精製した三貫(約12kg)の漆を濾す時に、濾し紙が破裂

漆がたくさん飛んでしまい、もちろんもろに漆が体にかかり、胸からお腹にかけて、思いっきり漆かぶれしてしまいました。



…もう、漆が乾きついてバリバリになっています。

こんなに大きな「漆かぶれ」を作るのは久しぶりなので、その患部の写真を撮りました。
お見せしますよ…。ドキドキ。
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胸 ↑

おへそ ↓
皮膚が茶色くなっている部分が、漆が付着して皮膚に染み込んだ部分です。
向かって左側の大きな漆の付いた部分ですが、横最大幅7cm、縦14cmあります。
漆が散って、作業が終えるその間5分後に、クレンジング(ローヤルという、工業用油汚れ洗浄剤)を使って皮膚についた漆はきれいに落としたのですが…。(洗浄した後、漆の付いた箇所の皮膚は、白くふやけたようになっていました)
しかし、恐るべき?国産漆の浸透力。
漆の成分はしっかりと皮膚の表面を通過して、しっかりと染み込んでおり… しばらくしたら、上の写真のように皮膚が茶色く漆の色に変色していました。



茶色いシミ(漆の染み込んだ部分)の周囲が、赤くなっていますが、かぶれて腫れているのです〜。
一種の「化学ヤケド」みたいな感じです。
松本が言うには「この茶色い部分の皮膚は、そのうち溶けてはがれるんや」…とのことなんですが、ゾゾ〜〜

かゆくないかぶれらしいので、松本は至って平気な顔なんですが…。自分がもしこんなにかぶれたら…と思うとコワイです。

漆の天日精製の時も、作業場の周囲でウロウロしていました。