今日はその続編のレポです。

天日精製・天日くろめとは、専用の「フネ」と「カイ」を使い、自然の太陽熱と人力で漆を精製する、ノスタルジックな作業です。(現在はもちろん、機械精製が主流です)
この日の作業の内容は、
9時前〜10時前/2008年の大森清太郎さん(浄法寺産漆)の盛辺一貫。
10時〜11時/2009年の大森俊三さん(浄法寺産漆)の末辺一貫。
午後〜/2009年の飛田祐造さん(茨城産漆)の盛辺一貫。
で、昨日は、2009年の大森俊三さん(浄法寺産漆)の末辺一貫の精製の様子をレポいたしました。 ※レポはこちら。
そして今日は、2008年の大森清太郎さん(浄法寺産漆)の盛辺一貫の精製を、すこしお見せいたします。
作業内容はかぶりますが… 少し違う角度でごらんくださいね。


(ミルミルが参加していますね…;;)
日除けにタープを張り、フネをよい角度に調節できるようセッティングし、ヘラ、ツケ用のプラ板、ウエスなどを用意しています。
朝一番から、予告もなく突然行われた、清太郎さんの漆のクロメ…。
…アシスト&カメラマンの私は寝坊していて、スタートする時の写真がなかったりします。(いえ、起きてはいたんですが…紫外線さんさんのお外に出る装備の準備に手まどって ←言い訳)



わあ〜〜 キレイ。

この清太郎さんの漆は、やや固めに感じてしまいました。
(実はすごくサラサラなんですが… 慣れている俊三さんの漆がシャバ過ぎるので、なんだかこちらの感覚が現実離れしてきています)
…こんなのとか →※俊三さんの漆の「漆カーテン」



フネの漆が鏡面になって、周囲の景色をクッキリ映し出します。

もう、だいぶいいようです…。
さて、真夏の太陽の熱を使って、精製しますが、温度の上がり過ぎには十分注意しないといけません。
常に、温度計とにらめっこ

一定以上の高温になってしまうと、漆の中の酵素が作用しなくなってしまうのです。
…大事なうるしをいい状態に仕上げるまで、気が抜けません。


精製が終わって、樽に戻すところまで入っています。^^
さて、この日の午後からは「2009年の飛田祐三さん(茨城産漆)の盛辺一貫」を仕上げました。
…が、私は午後から親戚の集まりに行きましたので(だってお盆なんだもん)残念ながら、飛田さんの漆の画像・動画はありません。
飛田さん、ごめんなさい。


ブイブイさん。
ハチ、カ、ハエ、ブイブイなどの虫さんたちが、虫さんたちが…。漆のニオイに釣られて、大勢やってきました。ひ〜〜

「あっちいけ〜〜」と追ったりするんですが、哀れ、漆の中にドボンするブイブイさんもついに登場。
「ここにつかまれ!」とヘラを差し出し、レスキューしたものの、漆漬けになってあっという間にお亡くなりになりました。
…うるし樹液って、かなりの引力があるみたいです。


それでも、成長の気になるかわいいおたまさんです。

もうすぐ出発しますが、帰りに京都へ寄るのは厳しい感じなので、大釜うどん」屋さんへ遅い昼ご飯?で行けたら^^と今回の目標になりました。
もし、、ご都合あいましたら、お話できるとうれしいです。
パソコンしばらくみれないので一方通行ですみません。
旦那様の展示会は機会つくらせてくださいね。
お返事をくださいましてありがとうございます☆
わ〜〜〜、もう夜ですから、移動中されてらっしゃいますよね…。
(もうこのお返事もごらんになれないのかも?)
私どもの方も、24日が不在で、25日の予定もまだはっきりしていないので…。なんだか難しそうな気がしています。;;
>帰りに京都へ寄るのは厳しい感じなので、大釜うどん」屋さんへ遅い昼ご飯?で行けたら^^と今回の目標になりました。
もし、、ご都合あいましたら、お話できるとうれしいです。
わっ、ありがとうございます!
大釜うどんさんでしたら、間違いなく待ち合いできるかと思います。
でも、いまの雰囲気ではあまりはっきりお約束出来ないのが残念です…。(>_<)
無理しないで下さいね〜〜。
いいお休みになりますように ♪(^^ /