今年、京都で漆を掻いてらっしゃるのは、2009年の「日本うるし掻き技術保存会」の長期研修生だった、木工家の臼杵春芳さん。京都にお住まいです。
この方、たいへんな実行派なんです。

漆掻き研修が終わって、地元に戻ってのち、臼杵さんは京都で漆掻きをするべく、地元にウルシの木が残っていないか、たんねんに探しまわられていました。
そして。
かなりの本数の、しかも大径木のウルシの木を多々発見

昨年からさっそく、嬉々と?漆掻きをされているのです。
作品展で京都に出張だった松本が、臼杵さんに案内していただき、そのうらやましい様子を取材してきました。(取材日は9/1です)
ぜひ、ごらんくださいね。






うわっ、沢のすぐ脇に、ウルシの木が…。

漆掻き中の木と、臼杵さん。
こんなに大きな木が、人知れず京都の町近くにあったなんて。ほんとにビックリです。



ふとカンが働いて、近くを見ると、


ウルシの木を察知する、レーダーが備わっているのでしょうか??
臼杵さんの漆掻き中の木は、まだまだあります。
後編へ続きます。
