今ごろになって、あちこちの農道で咲き誇っているヒガンバナの真っ赤な花々にちょっとびっくりしています。
さて…。今日はひさびさに、自宅で使っている工房のお椀をお見せしたいと思います。^^



主に私がよく使っています。
以前、溜の大椀をご紹介したことがあるのですが※、それと一緒に使っているんですよ。
秋が深まり気温が下がってきましたので、熱くてたっぷりしたもの(豚汁、親子丼など)をいただくのに、出番が増えてまいりました。笑


写真ではちょっと分かりにくいですが…。この大椀、径は14cm、高さは10cm、容量は725ccもあります。(形や大きさはいわゆる『合鹿椀』に近く、古い時代の椀から形をうつしたものです)


…もう、何年使っているでしょうか?
(おそらく5年くらいは経っているかと思います

少々使用キズがついちゃっていますが… ほんとに丈夫でいい奴だな〜と思います。


まったく大きさが違います。

…こうした自宅用に降りてくるお椀は、ほとんどが検品からはずれたものです。一見すると分かりにくいですが、木地由来の問題があるダメ子ちゃんがほとんどです。
もちろん、使用にはまったく問題ないので、活躍してもらっております。
ほんと、あったかい食べ物が恋しい季節になりましたね。
こんなシーズンのお食事には、漆のうつわが心にもほっこりした気持ちを運んでくれますよ。


眠りをさまたげられて、ちょっと不機嫌なむぎ君です。