2011年01月12日

■モスリンの端切れがとどきました。

全国的な冷え込みだそうですが…。
工房の中は、2台のアラジンストーブのおかげでぽかぽかです。晴れ
(もちろん、猫さんのたまり場になっています)

さて、今日は観音寺の業者さんに頼んでいました、モスリンの端切れが届きましたので、ちらっとお見せしたいなと思います。


バッド(下向き矢印)ダンボールいっぱいの端切れです。
モスリン1
わ〜、かわいい色と柄の端切れがいっぱいですよexclamation
たぶん、どれも長襦袢だったものをカットしたものだと思います。
やや薄めのハリのある木地です。

バッド(下向き矢印)モスリンは羊毛の単糸で平織りした薄地の織物のこと。
モスリン2
工房では、箱ものの布貼りなど、木地の下地に使うつもりです。

さて、このモスリンという木地。
私はちょっと郷愁を感じてしまいます…。
少し前までは日本でもいろんな服に使われていたそうですが、現在では日本のごく一部しか流通していないそうで、だからちょっとレトロなイメージの布なんですね。

「モスリン」というと、スカーレット・オハラの緑色のモスリンのドレスを思い出してしまいます。(とてもきれいでしたよね)
100〜200年前の時代が舞台の小説は、よくヒロインがモスリンの衣装を着るシーンが多いように思います。

きっと美しいだけでなく、快適な素材なんだなと思います。


バッド(下向き矢印)こちらは、シルクの羽二重。
モスリン3
松本が実家からもらってきたものです。
(松本の母のコレクションより、和服の裏地)


松本が、「そろそろ乾漆をつくろうかな〜」と言っているので、たぶん乾漆の素材としても使われると思います。ぴかぴか(新しい)



うっちゃんさて、今日のおまけ写真はうり坊です。
永遠のライバルだったはずのむぎ君が、ずうずうしくくっ付いてくるので、逃げて来ました。
大アクビで「今からくつろぐぞ〜」ときっと思っているうっちゃんです。

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posted by 宮崎佐和子 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) |   道具
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