工房の中は、2台のアラジンストーブのおかげでぽかぽかです。

(もちろん、猫さんのたまり場になっています)
さて、今日は観音寺の業者さんに頼んでいました、モスリンの端切れが届きましたので、ちらっとお見せしたいなと思います。


わ〜、かわいい色と柄の端切れがいっぱいですよ

たぶん、どれも長襦袢だったものをカットしたものだと思います。
やや薄めのハリのある木地です。


工房では、箱ものの布貼りなど、木地の下地に使うつもりです。
さて、このモスリンという木地。
私はちょっと郷愁を感じてしまいます…。
少し前までは日本でもいろんな服に使われていたそうですが、現在では日本のごく一部しか流通していないそうで、だからちょっとレトロなイメージの布なんですね。
「モスリン」というと、スカーレット・オハラの緑色のモスリンのドレスを思い出してしまいます。(とてもきれいでしたよね)
100〜200年前の時代が舞台の小説は、よくヒロインがモスリンの衣装を着るシーンが多いように思います。
きっと美しいだけでなく、快適な素材なんだなと思います。


松本が実家からもらってきたものです。
(松本の母のコレクションより、和服の裏地)
松本が、「そろそろ乾漆をつくろうかな〜」と言っているので、たぶん乾漆の素材としても使われると思います。


永遠のライバルだったはずのむぎ君が、ずうずうしくくっ付いてくるので、逃げて来ました。
大アクビで「今からくつろぐぞ〜」ときっと思っているうっちゃんです。