2011年01月14日

■神楽坂「虎白」の内装の仕事です。

先日、インテリア・建築雑誌のコンフォルト 2月号に掲載された…とお知らせした、内装の仕事をご紹介したいと思いますexclamation

昨年の秋、神楽坂の「虎白(こはく)」さん。
ミシュラン三ツ星の神楽坂「石かわ」を展開する、一龍三虎堂(代表取締役/石川秀樹氏)は、姉妹店である「虎白」を、昨年の9月にリニューアルオープンされたのはまだ記憶に新しいところです。

その時の内装の一部に、漆の仕事をさせていただきました。


バッド(下向き矢印)漆の引き戸です。
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photo 日暮 雄一

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photo 日暮 雄一

13枚の小さな漆の引き戸を、テーブル席と
カウンター席の仕切りにあしらっています。


漆の引き戸は、かぎりなく黒。
この黒と独特の表情は、超微粒子備長炭と国産漆で表現されており、工房では「縄文黒」と呼んでいます。
この漆と墨による古代の黒が、上質なざっくり感のある白っぽい土壁と、不思議な調和を見せてくれます。


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photo 日暮 雄一
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photo 日暮 雄一
カウンター側から。


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photo 日暮 雄一




雑誌コンフォルトで『虎白』さんが取り上げられていたのは「土壁」の特集。
オーナーが惚れ込んだというカリスマ左官さんの仕事によるさまざまな表情の土壁、無垢の木、和紙、そして漆。
有機質な空間は、しっとりと落ち着いた空気を生み出しているようですよ。


なお、以前も内装の仕事をさせていただいた、姉妹店の神楽坂『蓮』さん(※くわしくはこちら)が、ミシュランで星二つとりましたねexclamation
ミシュランガイド2011の298ページに『蓮』さんが掲載されているのですが、この時仕事をした引き戸も写真にしっかり写っていおります。合せてごらんくださると幸いです。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) |   内装の仕事の紹介
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