
ちゃんと帰ってくるのかなあ。ちょっと心配です。
さて、今日は塗りあがった可愛い赤い小皿をお見せしたいと思います。


この小皿、後藤塗り※なんですよ。


「後藤塗り」とは、どんな技法の塗りか大ざっぱに言いますと…。
朱漆を塗り、その塗膜が乾く少し前のタイミングで、表面に凹凸をつけ、その上からフセ(溜)をかけ、研ぎ出し、艶付けをしたものです。
朱溜の一つ、変わり塗りの一種というところです。


この微妙な模様は、朱漆と透き漆の重ねで織り出されているのですよ〜。
今くらいの季節には、特に朱溜のうつわが暖かくほっこりしていいですね。



でも、どんなに熟睡していても、ゴハンを出す物音がすると瞬時にフル稼働することができるんですよ。不思議です…。

木から育てて漆をかいてるなんて素晴らしい!中国産は混ざり物が心配という記事を読んだことがあります。国産なら安心ですね。
私のお店の話をすると、友人知人は口をそろえて伝統工芸なんて売れない!と否定的。でも、私のアンテナは、もっと日本独自の文化を大事にしないと、日本人の根っこが無くなっちゃう!と反応しているので、絶対やるぞと意気込んでおります。
また、のぞきに来ます。自然のものを相手にされることはご苦労も多いかと思われますが、頑張って下さい!
このたびはこの日記を見つけてくださって、そして熱〜いコメントを下さいまして、ありがとうございます!
>私のアンテナは、もっと日本独自の文化を大事にしないと、日本人の根っこが無くなっちゃう!と反応しているので、絶対やるぞと意気込んでおります。
joyさんは、感性が鋭い方なんですね。
なぜ私たちが「日本人」といえるのか、日本国籍を持ち日本という国にすんで日本人のDNAをもっているから日本人だ!と胸を張って言えるのか…。
やはり、今まで日本という国が数千年かけて作り上げてきた文化や魂を少しでも受け継ぐ努力をしていかないといけなんじゃ…? そんな焦燥感が、こんな私も感じたりします。υυ
先人が積み上げてきた財産を、今の世代の私たちが食いつぶしていくだけ、というのは避けたいな…と願っていますが。
その接点の一つとなる「お店」は、大事な場所だと思うんです。
joyさんのような方が、結びつける役割をしてくださると、頼もしく思います。
>友人知人は口をそろえて伝統工芸なんて売れない!と否定的。
わ… そのお友達の気持ちも分かりますよ。笑
大変かもしれないけど、joyさんしかできない仕事があると思いますので、がんばってください。
私も応援していますよ〜〜〜。
これからも、よろしくお願い申し上げます☆