

自宅用のフリーカップたち…。
上から、水玉柄、ベンガラ溜、濃溜です。
どれもけっこうお気に入りです。
上から、水玉柄、ベンガラ溜、濃溜です。
どれもけっこうお気に入りです。

この木地は、山中で挽いていただいています。
お世話になっている木地師さんは、中嶋武仁さん。日本伝統工芸展でも活躍されているんですよ。
その中嶋さんより、フリーカップの木地を挽いている様子の写真を送っていただきましたので、ご紹介したいと思います。





…私、あんまり木地づくりのことに詳しくないです。

うまくご説明できないくてゴメンナサイ。
でも、こんなふうに木という生きた素材を、1個ずつ丁寧に、正確に挽きあげていくというのは、たいへんな仕事だと思います。
では、フリーカップの木地の工程見本をお見せしますね。^^


…こうして大きな荒ぐりの木地から、いつも見慣れたフリーカップの木地たちが取り出されるのですね。



ズシッと重い荒挽きの木地…。
ちなみに、重さを計ってみました。
その結果、
荒挽き 200g 完成の木地69g
うわ〜、1/3近くになっていますよ。

この荒挽きの木地も、もとはさらに大きなブロックだったわけで、こんな可愛い小さなカップを「取り出す」ためには、たくさんの体積の材を必要とするわけですね。
木目があり、繊維の方向があり、また温度や湿度で形が動いたりするという、木という素材。
やっかいなところもある素材ですが、やっぱりいとおしく感じるのはなぜでしょうか。
1個1個の木地を大切にしたいとつくづく思いました。

私も以前、ぐいのみを作ったときに
木地の重さを量ったことがありまして、
イタヤカエデ材で、最初132gだった材が
彫って削って28gになりました。
私も、数字で見るとなんだかもったいないかも・・・
と、ちょっと思いましたが
やはり余計に大切に感じますよね!
・・・あとは、削りかすのいい使い道を
発見できればいいのですが^^ゞ
コメントを下さいまして、ありがとうございます。^^
カエデ材…いいですよね〜〜。
計測されていたなんて、GILさんらしいです。
>最初132gだった材が
彫って削って28gになりました。
…残り100gは、削りかすに… (^_^;
土ならあますところなく使えますが、木はそういかないですものね。
ほんとうに贅沢な素材だなって思います。
>・・・あとは、削りかすのいい使い道を
発見できればいいのですが^^ゞ
う〜ん、それがあるようでなかなかないんですよね…。υυ
スモーク用のチップとか、緩衝剤とか??
ヒノキやクスを削ると香りのいい木くずが出るので、何かに使えないかな?と私も思ったりします。