2007年06月23日

■18組椀を進めています。

東京に行く前に、うちの工房ではめずらしい?ちょっと大物の椀木地が届いていました。
18椀1
18組の入れ子椀です。


18椀2
一番大きい椀。お椀というより、鉢という感じ。
(うちのお椀ではいちばんの容量かと思います)

18椀3
一番小さい椀。か、かわいい…。

入れ子椀の面白さにはまった松本が、勢いで作ったらしいです。
これらの組椀は18組セットで制作していこうと思います。(入れ子って楽しいなあ)
完成したら、どんな迫力あるものになるんだろう??
でもよく考えたら贅沢ですね、入れ子にすると18のお椀もすっきりコンパクトに収まりますが(これが気持ちいいんです)でも、これだけの椀木地に仕立てるのに、いったいどれだけの木を使っているのかと思うと…。ふらふら
いいものにしなくてはいけません。


6_23研修生1
さて、今日は漆芸研修所の研修生がまた工房に来てくれました。今日はフリーカップの続きとお箸を削って固めという内容です。

6_23研修生2
お箸の固めにはラップで漬け込みという、
かなり特殊なやり方を伝授?しました。
(漆は、もちろん大森俊三さんの山の枝漆です)

この集い、月1回くらいで同じメンバーで続いているんですが…。「日本産漆をよく知りたい」という子が声をかけてくれたので、その子を中心に関心のある子が集まっているという感じです。
(手がけているフリーカップ、完成したらマイ椀で持って帰ってもらおうかなあ、と)
そんなゆるゆるした感じですが、やっぱり研修生なので一定の素地があるので関わっててけっこう楽しいし、研修所の最近の雰囲気が聞けるので浦島太郎にならなくてすみます。笑 (あ、今日も松本の刃物が披露されてましたあせあせ(飛び散る汗)
もしかしたら、ほかにも来たい子がいるのかもしれないけど…とりあえず縁のあった子としばらく続けてみようかなあと思います。


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posted by 宮崎佐和子 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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