2011年06月19日

■届いたお椀木地の確認をしました。

梅雨まっさかり…雨
日本でも有数の降雨量の少ない香川県(傘を持たずにどこまでも行く)ですが、この時期の霧に包まれている風景を見ると、ちょっと不思議な気分になります。

さて…。
松本が出張中に、山中の木地師さんから続々とお椀の木地が届いていました。

先日、その届いた木地の検品をしましたので、その様子をお見せしますね。ムード


バッド(下向き矢印)お椀の木地、4種類あります。
IMG_0756.jpg

各50個ありますから、計200個くらいあります。
端反椀以外は、どれもトチ材のお椀です。今回もけっこう、杢が美しい木地が入っていましたので、それを選り分けている様子です。


バッド(下向き矢印)こちらが木目のきれいな子たちです。木地溜になります。
IMG_0761.jpg

工房のきれいな国産漆で、木地溜のお椀を作ると透けすぎて「漆っぽくないからイヤ」と言われることが多く… 涙あせあせ(飛び散る汗) 最近は作る数を減らしていたのです。(最近は、和×和のお椀のように木目をつぶしたものが多いです)

でも、木目のよい木地はやっぱり、木地溜にしてその素の美しさを見ていただきたいなあ〜と思っちゃうのです。


さて、今回のお椀はどれも新タイプですよ。


バッド(下向き矢印)こちら三つのお椀。
IMG_0797.jpg
同じ形で大きさのグラデーション… 重ねられます。
いちばん下のお椀は、かなり大きめですよ。


バッド(下向き矢印)で、いちばん私が気に入っているのはこの子。
IMG_0803.jpg

とてもちいさなお椀なんですよ。
足付きのお椀では、いちばん小さいお椀になります。フリーカップくらいの大きさで、小さなお子さん用におすすめできるお椀がやっとご用意できそう…。
とても可愛いですよ。^^
出来上がるのはまだまだ先ですが、楽しみに待ってくださるとうれしいです。



IMG_0773.jpgさて、今日のおまけ写真はアマガエルさんです。ススキの葉っぱで休憩中…。この子もなかなかおしゃれさんです。(しかし、どうやって葉っぱにとまっているんでしょう??)



posted by 宮崎佐和子 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材
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