
日本でも有数の降雨量の少ない香川県(傘を持たずにどこまでも行く)ですが、この時期の霧に包まれている風景を見ると、ちょっと不思議な気分になります。
さて…。
松本が出張中に、山中の木地師さんから続々とお椀の木地が届いていました。
先日、その届いた木地の検品をしましたので、その様子をお見せしますね。



各50個ありますから、計200個くらいあります。
端反椀以外は、どれもトチ材のお椀です。今回もけっこう、杢が美しい木地が入っていましたので、それを選り分けている様子です。


工房のきれいな国産漆で、木地溜のお椀を作ると透けすぎて「漆っぽくないからイヤ」と言われることが多く… 涙

でも、木目のよい木地はやっぱり、木地溜にしてその素の美しさを見ていただきたいなあ〜と思っちゃうのです。
さて、今回のお椀はどれも新タイプですよ。


同じ形で大きさのグラデーション… 重ねられます。
いちばん下のお椀は、かなり大きめですよ。


とてもちいさなお椀なんですよ。
足付きのお椀では、いちばん小さいお椀になります。フリーカップくらいの大きさで、小さなお子さん用におすすめできるお椀がやっとご用意できそう…。
とても可愛いですよ。^^
出来上がるのはまだまだ先ですが、楽しみに待ってくださるとうれしいです。
