来週は、高島屋大阪店さんで作品展がさっそく控えておりますよ〜。また、この日記でご案内いたしますね

さて、以前から仕事を進めていたうつわたちを、松本がさっそく作業に取りかかっています。もう、上塗りできるものもいくつかあるようです。
上塗り前は、塗膜の表面を軽く研磨してなめらかにするのですが、その後の「洗浄」はとっても大事な工程の一つです。



研磨した塗り肌は、研ぎ汁や目に見えない塵、油などが残っています。これをきれいに洗い去り、水滴を残さず乾かすのですが、この作業がうまくいっているかどうかで、その後の上塗りのたいへんデリケートな出来に、大きく影響されるのです。
この洗浄作業は、いろいろコツがあります。
かなり熱めのぬるま湯を使いますし… 洗浄のための道具も常に工夫して注意しているんですよ。^^


一個ずつ「つく棒」が付けられて、上塗り部屋に控えています。

今晩から上塗りが始まるようです。

写真は、雨に濡れた漆の葉っぱと猫さんの石像。高知県の石彫作家さんの作品です。