予告のコーナーにも書いていますが…来月初めて三重県に行きますね。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日は工房で使っている漆をお見せします。^^


わくわくするような、元気そうな色合いの漆です

盛漆(さかりうるし)で、つまり真夏の一番暑い時期に採れた漆になります。ぎらぎらした真夏の太陽の光が、充実した漆樹液を生み出します。
この漆は乾きは早めで、下地の仕事に重宝していますよ〜。工房では乾きの早い漆は少ないので、こうした冬の時期は早めの漆に助けられたりします。
いろんな個性のある漆のおかげで、仕事は複雑になっていますが…;; 楽しいものですよ。


ブログの記事を読んで下さって、ありがとうございました。^^
文面から、20代半ばの男性かな?と思いましたが… 数有る職種の中で漆を考えてらっしゃるのには、やはり動機があるのですよね。
こうしたいろんな方がごらんになれる掲示板で広くお話できることは、だいたいあの三つの記事に書いてしまっているような気がします;;
「漆の仕事」といっても、いろんな分野があります(美術、伝統的工芸品、文化財の修復、一般的な企業に就職、学問、素材関連などなど)
分野によってかなり違います。
なので、どういった分野が向いているか勉強して、複数の分野のプロの方にアポを取り菓子折り持参で取材して、総合的に考え決断する事をおすすめします。
茨さんのパーソナリティが解らないので、こんなお返事になってすみません;;
何かしらのご参考になりましたら、幸いです。
お返事をありがとうございます。^^
本当なら「何とかなるから!」と気軽に言いたいのですが、茨さんの背景がよく分からないのでごめんなさいね。
「工芸品」にもいろいろジャンルがあり、また塗りの産地によって事情が違ってきます。
ご存知かもしれしれませんが、山本勝巳さんの「漆百科」は初心者にも読みやすく分かりやすく、ご参考になるのでは…と思いました。
(近年の漆業界事情にもふれています)