漆のお椀らしくなってきたので、その途中経過をちょっとお見せしようと思います。

すり漆が終わったところ。
これから塗り込みに入ります。
これから塗り込みに入ります。
木地はミズメザクラ。
あまり木目は感じさせない固く落ち着いた地味な木で、ケヤキのような華やかさやトチのような可愛らしい杢があったりするような木ではないのですが… 私の好きな材です。
この18組椀の木地はやや薄手ですが、しっかりした安心感があります。

18個重ねると、こんな感じです。
かなり存在感が増してきました。
かなり存在感が増してきました。
仕上がりまでまだまだですが…。
白木地が届いた6月のころを考えると、感慨深いものがあります。
塗り込みがしっかり終わるまでが松本の仕事ですが、その後は私が絵付けをする予定です。