そこで、「なあなあ、じゃ切ったクス材を持って来て」とお願いしたところ… 自転車のカゴに積めるだけ材を持って帰ってくれました。



挽いたあと、すぐに木地固めをして湿度80%くらいの漆室で漆を乾かしています。(高さ・径は20cm強ある、ちょっとボリューミーなサイズです)
伐りたてのしたたるような生木で挽いたので、もう楕円形に変形しまくりです。(通常、形が変わらないように、よく乾燥させた材を使って挽くのです)
でも、生木で挽いたうつわは、その自然にゆがんだ姿を活かすことができると、なんとも言えない味わいがあって、魅力のある姿にもなり得るのです。
この木地、今日は湿度5%以下の環境で乾燥させているんだとか…。
割れたりしないで、ちゃんと乾燥しますように。

ここでいっぱいゴハンを食べて、今年はいっそう丈夫なカエルさんになってほしいです。

自分の感覚だと乾燥木でないと絶対だめだと思ってました・・・特に漆塗りには
いや〜 いろいろとバリエーションがあるものなのですね やはりその道に精通している方々の製作過程は非常に興味深いです!
5%で乾燥とありますが、漆の硬化の「締め」的な過程なのでしょうか? それとも水分飛ばしの意味合いもあるのでしょうか?
自分的に木材の杢系フェチwなので下の栗材などは惹かれます^^
松本に聞いてみました。
横木の生木は大きく歪むのが特徴で、
とても面白い形になる事があります。
だから、ちょっと変わった工程を試して、データ取ったそうです。
(乾燥行程は、荒挽きの乾燥行程に便乗しました)
>木材の杢系フェチ
あ〜わかりますわかります!
とってもきれいですものねえ…
杢入りを見つけるととてもハッピーになります♪