今をさかのぼること12年前…
その年は漆もたいへんな『当たり年』でした。そんな年に漆掻きの名人、浄法寺町の大森俊三さんが採った初辺漆(初夏の漆)しかも生うるしを上塗りに使ったお椀です。
上塗りに使うのは、最近は盛辺(真夏に採った漆)の精製漆が主流ですから、初辺の生うるしを上塗りしたものは珍しいですね。
上塗りしたのは、もう5〜6年前でしょうか??
最後の二つでした。
当時は、力強い表情の塗り肌になる生うるしをいろいろ持っており、いろんな漆を上塗りに試していました。
その個性豊かな漆にいろいろ挑戦していた頃のものなんです。
この2個も近々お嫁に行く予定ですよ〜。
