2007年10月04日

■びっくり!漆の木に2度目の葉っぱが…。

さて、昨日の夜遅くに1週間ぶりに帰宅した私たちですが…。
実はすごーく気になることがありました。
それは、葉っぱが無くなった漆の木のこと。
9/18 葉の無くなった漆の木1←出発前には確かこうだった、工房の庭の漆の木…。
香川県のこの夏の極端な少雨と、そして9月に発生したイモムシたちによって、9/18で紹介した時点では、哀れにもこんな丸坊主の姿になっていたんです。あせあせ(飛び散る汗)

それが昨日の夜、帰宅した時にはなんだか違っているように見えたので気になっていたんですが…(月のない夜で暗かったし、疲れていたのでよく確認せず)

しかし、私たちのいない間に、漆の木は変貌を遂げていたのでした。


10/4 新しい葉っぱが出た漆の木1

なんと季節はずれの新緑が…

新しい葉っぱで、木が覆われていたんです!


10/4 新しい葉っぱが出た漆の木2
つい先日までこの木は、この枯れた色をした
実の房だけが枝にぶら下がっていたのに…。
今は鮮やかな新しい葉っぱに囲まれてます。


こうして見ると、葉が伸びきっているので、かなり以前から新芽が出ていたみたいです。
私たちが作品展の準備にばたばたしていて気づかなかったことと、そして出張中に、やっと雨がよく降って一気に葉っぱが大きくなったのでは…と思います。

10/秋に出た 新しい葉っぱ
葉っぱはもう大きくなってます。
やっぱり不思議な感じ…!


10/4 新しい葉っぱが出た漆の木3
この木だって…
9/18 葉の無くなった漆の木2
少し前まで、こうだったんですからあせあせ(飛び散る汗)


たしか、漆の木たちが落葉を始めるのは、10月ごろだったと思います。
この残暑で、漆の木が「まだまだ今年はがんばろう」と勘違いしているのかしら…。

…と書いている途中、松本が
「浄法寺で漆かきをしている時にも、同じようなことがあったぞ」と教えてくれました。
その時は、うるし掻きをしていた漆畑の木の20本が、緑色の大きなケムシに葉っぱを食べられ丸坊主になっちゃったけど、その後葉っぱがリカバリーしたんだとか。
「でも、後で新しい葉がついても、もうぜんぜん漆は出なかった」とのことで、秋にがんばって出した葉っぱには、そこまでの活力はないみたいです。
それに、浄法寺ではこんなに葉っぱが大きくならなかったんだとか。

まだまだ分からないことでいっぱいですが、今回は本当にびっくりしました。
しばらく、このウルシの木たちの様子を見てみようと思います。


posted by 宮崎佐和子 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録
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