2007年10月08日

■迷いネコ「うり坊」〜行方不明から発見まで。

10/8うり坊

さて、10/5に、行方知れずだったトラネコ「うり坊」が10日ぶりに見つかったことをお知らせしました。
いったい、どんな経過があったのかというと…。
飼い猫がいなくなって探している方のために、少しでも参考になるよう詳しく状況を書こうと思います。

8月下旬 工房の周辺に銀トラの野良猫が出没する。
ひそかに「うり坊」と名付ける。
9/17  野良猫だった「うり坊」を工房の飼い猫にする。
9/24  ネコ達を善通寺市(工房)から隣町の丸亀市(預け先)へ連れて行く。

いつも作品展の出張の時は工房を空けるため、ネコは宮崎の実家で預かってもらっている。この日も翌日から大阪へ出張だったので、ネコさん3匹を宮崎の実家へ連れて行く。
うり坊は、ミル&むぎと馴染んでいなかったので、別室にしてもらった。ミル&むぎは、この家にもう慣れているので落ち着いたもの。一方、うり坊はいきなり知らない所に連れて行かれ、知らない人(宮崎の家族)に会って仰天。否応なく置き去りにされる。
9/25  お昼頃、うり坊、脱走。閉じこめられていた、窓をこじ開けて抜け出してしまった。私は大阪へ搬入に行く道中でこの連絡を受けてびっくり。でも、もう戻ることもできず…。気にしつつも会場へ搬入に入る。
現地では夕方、家のまわりをうろつくうり坊を家族が見つけるが、うり坊は抵抗して捕獲できず。以後、うり坊は消息を絶つ。

10/8うり坊の逃げた場所。
うり坊が入っていた2階の部屋。
この窓から逃げ出し、屋根から降りて行った。
(よっぽど嫌だったんだなあ…)

 
9/26〜9/27 宮崎の家族が捜索、近所の人にも連絡してくれる。
しかし見つからず…。慣れていない人が捜すと怖がるかもしれないので、捜索は止めて、家の周りにキャットフードを置いて様子を見てもらう。
9/28〜10/3 変化なし。
10/3  夜、飼い主(松本&宮崎)が大阪から香川に戻る。

家族に状況を聞いて、その日の夜に松本と一緒にうり坊を捜しに近辺を歩く。煮干しを持って「うりー、うり坊」と呼びながら周囲を歩くがまったくネコの気配なし。仕方なく、ミル&むぎを連れて工房へ帰宅する。

10/7ネコ探しのチラシ
10/4 「迷いネコ」のチラシを作って近所を聞き込み。
朝6時ごろ、夕方5時ごろと時間を変えてご近所さんをまわって聞き込みをしする。するとうり坊か分からないけど「見かけないネコがいた」と近所の奥さんから、連絡が入る。(脱走した実家から、東南の方角250メートルくらいのところ)
そこで、うり坊は、北方面ではなく南方面にいるのでは…と推測。
宮崎の家族が、常に周囲の道路の様子に目を配り、事故に遭ったネコはいないことを確かめてくれていたので、死んではいないだろうと気を取り直した。

10/5  午前2時、うり坊が目撃された場所へ…。
餌を置いてしばらく様子を見るが、しーんとして、まったく気配なし。
10/5  午後11時45分、再び目撃された場所へいく。ついにうり坊発見。
目撃場所に着く少し前、道路を横切るネコを見つけたので、車を停めて「うり坊!」と呼ぶと反応。間違いなくうり坊だった。10日ぶりにぶじ再会。
目撃情報のあった場所と脱走した実家のだいたい真ん中、200メートルくらいの位置でした。あきらめなくて良かった…。
10/8うり坊発見現場。
突然、ここの道路をよぎっていった。
一瞬では、うり坊か分からなかった。

横切ったネコを見つけ、いきなり車を停めて松本が降り、「うり坊!」と呼ぶと、そのネコは「ニャア」と立ち止まり、大きく右往左往しながら松本の姿を確かめて近づいてきてくれました。
好物の煮干しをやるとすぐ飛びつき、うり坊を確保。
発見から確保まで、ものの5分とかかりませんでした…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…うり坊は、逃げた実家の横の道路上の南200メートルくらいの場所で見つけました。(本当の目と鼻の先) 本当に、私たちや家族が、何度も何度も捜し歩いた所です。
こんなところで、あっけなく見つかるなんてびっくりしました。
私を含め、実家の家族も半ばあきらめてたんで「信じられない!」と言ってましたが、猫屋敷?で育った松本は猫の生態をよく知っていたので「ネコってこんなもんやで」とクールなもんでした。あせあせ(飛び散る汗)
猫はいきなり遠くに行かず、決まったコースをぐるぐるまわっているんだとか。なので、一度目撃があったところは必ずまた来るので、そこを張っておけばたいてい見つかるんだとか。
それでも、うまく会えたのは、うり坊が元野良ネコの慎重さで過ごして危険に遭わず、そして飼い主をちゃんと覚えていたから。
たった一週間しか飼い猫として一緒に過ごしておらず、それ以上の間、宿無しネコになって離れていたのに、ちゃんと松本や私を覚えてて喜んで来てくれました。

10/8家の周囲の景色
実家の周りの風景。家の横には国道がある。
(この直線上で、うり坊を見つけた)

周囲には、家々の他、田んぼや畑、用水路や池などが点々とあって、300メートルくらいの範囲を見ても、相当広くって捜す所が思いのほか多くて大変でした。

その時、本当に助けられたのが、ご近所さんのパワー!
「飼ってた子がいなくなったの?心配やろう」と慰めてもらったり…。
近所の奥さんが目撃情報を寄せてくれたおかげで、捜索範囲がグッと狭まり、早期発見につながりました。チラシは近くのスーパーにも貼ってもらおうと思っていたのだけど、そんなことはしなくて事足りたのでした。
…それにしても、チラシの写真と放浪猫と化していた実際のうり坊は、そうとう雰囲気が違いました。
首輪をしていたことも記してたんですが、実際ネコに出会っても首輪をしてるかどうかも分からない。猫って動きがすばやいので、短い時間で特徴を見極めるのは、とても難しいことでした。

10/7くつろぐうり坊
家に戻ったうり坊は、もうくつろぎまくり。
しばらくは子犬みたいにじゃれついて
私たちの足元からずっと離れませんでした。


そして今回つくづく思ったのは、猫一匹といえども家族の一員が欠けると、かなりの精神的ダメージ受けて生活内容がすごく損なわれる…ということ。関係のある人にもそれが及ぶ、ということでした。
猫といえどもこの騒ぎなので、不幸にも家族や友人が行方不明になった方たちの心労や生活の破壊はどれほどか…と思います。
大事な人やペットがいなくなって悲しんでいる方々にも、いつか明るいニュースが訪れるよう、心から祈っています。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:03| Comment(6) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ
この記事へのコメント
家族ですね〜 
うり坊ちゃんは、野良猫に帰りたかったわけではなくて、佐和子さんとこに帰りたかったんですね。お帰りなさい!うり坊…。
Posted by ききょう at 2007年10月09日 06:18
あ〜〜〜〜(*´∀`*)

良かったです(*´∀`*)


猫の習性を知り尽くして的確な判断すごいですね!!

私は実家暮らしのころハムスターが脱走して、探しまくった挙句、見つからず家族で落ち込んでいたら下駄箱の下からひょっこり出てきた経験あります。
感動の再開ってこのことだなって思いました!!

きっとウリ坊も不安で仕方なかったんだね!

ウリ坊(*´∀`*) 再開できてよかったね♪♪
Posted by 黒柿 at 2007年10月09日 09:38
ききょうさん、こんばんは。^^
今回は、いろいろ考えさせられることが多かったです。(私の実家の家族には、ほんとうに迷惑かけちゃいました…)
うり坊は、もうゆるんでダラダラです。笑
最近、ちょっと退屈して、お外に出たがっているので、気をつけなくちゃ!
Posted by 宮崎佐和子 at 2007年10月09日 21:55
黒柿さん、ありがとうございます。

うり坊、来週ついに去勢手術が待ち受けていることを知らずにのびてます。(手術日、キャンセルしなくて良かった〜)

ハムちゃん、小さいから家の中といえどももう分からないですよね。^^;
私も一人暮らしの時、留守中にハムがいなくなって
ワンルームなんでカンタンに見つかったけど、貼りカーペットに大穴をあけてその繊維くずに包まれた巣で眠っている姿を発見し、「・・・」
…感動の再会、というわけにはいかなかったです。(敷金しっかり引かれました)
Posted by 宮崎佐和子 at 2007年10月09日 22:06
うり坊は、松本さん宮崎さんを探しに脱出しちゃったんですね。
でも、さすがです!!
もうすっかり飼い猫になってたんですね。お二人の猫ちゃんへの愛の深さが感じられて、幸せな猫だなぁって思います。
感動な再会…うるうるしました(T_T)
手術…逃げ出さないかな。もう、安住の地だから大丈夫ですね、きっと。
三匹の寝姿が見れる日も近いですね。本当によかった☆お帰り〜♪
Posted by SUWA at 2007年10月10日 00:27
SUWAさん、こんばんは!^^
いつもありがとうございます。
俗に「ネコは3日で恩を忘れる」と言いますが… そんなことばかりじゃないなあと思った出来事でした。
来週の手術日は、トラブルにならないよう気をつけなくちゃ。

それにしても、うり坊が戻った時の、ミル&むぎの顔といったら…
『( ̄ェ ̄;) エッ?聞いてないよ〜』って感じでしたよ。笑


Posted by 宮崎佐和子 at 2007年10月10日 22:39
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