2007年10月07日

■竹内さんの浄法寺の漆かきだより9

岩手県浄法寺で漆かき研修中の竹内さん。
しばらく「漆かきだより」が届いていませんでしたが…その間、浄法寺は大変なことになっていたのです。がく〜(落胆した顔)

九月十六日から十八日にかけて豪雨に見舞われ、岩手県内各地で被害が出た。
浄法寺でも道路や橋、田畑などあちこちで冠水。漆の研修林も一ヶ所溢れた川の濁流に浸かり、木は砂と流木で一メートルほど埋まった。しかし、その後も漆は出た。台風で葉が落ちてしまった木は漆が出なくなってしまったが。〈竹内さん〉


…東北なのに、台風の被害にあったり、夏はなかなか暑くならず漆の出来を心配したり…と、今年は本当に悩みが尽きない年でしたが、本当によくがんばってくれていると思います。

10/7泡を吹くウルシの掻き傷
キズを付けさえすれば、誰でもいい日本産漆が採れる…
というわけではありません。時には自然と戦い、
動きを予測して計画を立て、経験とカンを要し
かつ柔軟で根気強く向かうという仕事なのです。


十五・十六・十七辺と六〜七日あけてまわり、漆は白くなったが赤味もあり、わりといい漆が採れたと思う。量も盆過ぎからほぼ一定に採れた。
十八辺を一日まわって九月いっぱいで辺掻きは終わり、木を休ませてから裏目掻きに入る。裏目は出そうな木だけ選んでまわる。九月は気温も高く、葉の色付きも例年より遅い。十月に入って朝は10℃以下にに冷え込み日も短くなったが、日中の気温は高め。〈竹内さん〉


きっともう裏目掻きに入っているのでしょうね。^^
辺漆もいいですが、大森俊三さん仕込みの裏目漆も、ちょっと楽しみなものがあります。



さて、ちょっと話が変わりますが…。
この夏に浄法寺に短期研修(もちろん漆かきの)に行った女の子がいます。彼女は、とある有名な漆器のお店で仕事をしている子なのですが…松本にそそのかされて??本当に浄法寺に行ってしまいました。^_^;
「ブログに書いてくれていいよ晴れ」と即OKをもらったので、彼女の貴重な漆かき体験も、近々アップしたいと思っています。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) |   竹内さん研修報告(2007年)
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