2012年12月14日

■スプーンの木地の研磨です。

香川県は比較的暖かい日が続きますので、ホッとしています。
大掃除のころまで寒くならないと助かるんですが… むりでしょうか。あせあせ(飛び散る汗)

さて、メンテ中の漆室の調子が整うのにすこし日数がかかりそうです。
漆の作業をしても、漆室が使えない松本がは、スプーンの木地の研磨をしておりました。その様子をちょっとお見せいたしますね。^^



バッド(下向き矢印)木地固めしたスプーン木地を研磨してなめらかにします。
2012MG_6584.jpg
刃物のみで仕上げた木地なので、エッジの立った箇所があちこちにあります。それを木地固め後に研磨してマイルドにするのです。

バッド(下向き矢印)松本は研磨にお気に入りの天然砥石を使っていますね。
2012MG_6590.jpg

2012MG_6596.jpg奥の門の巣板ですね。→
※記事はこちら
(この巣板、丸刃を研ぐ砥石にはまだ使っていないみたいです)スプーンの先など、繊細な形をしている部分は砥石を使うと、肝心な部分だけ研ぐことができます。ペーパーはそういきませんものね。

これらのたくさんのスプーン木地、作品展時の実演の時に彫って出来たものなんですよ。
スプーン木地、木地作りに手間がかかりすぎるので 工房でいる作業時間で作るととんでもない価格になってしまいます…。がく〜(落胆した顔) なので、定番のカトラリーは、実演中にお客様に見て頂きながらコツコツ彫っているんですよ〜。


研磨の終わったスプーンたち。
2012MG_6572.jpg
この薄さが、口当たりのよさ、使い心地のよさを引き出します。
2012MG_6577.jpg
まだ白木地のスプーンもいっしょに撮ってみました。ムード
(白木地は、ミズメザクラ材のランチスプーンです)
漆をたっぷり乗せて、うるうるになるのが待ち遠しいですね。



2012MG_6596.jpgさて、今日のおまけ写真は、お久しぶりのバードレストランのスズメちゃんです。しばらくお休みしていた小鳥たちの餌台ですが、最近また復活しました。収穫の秋を終えて、そろそろスズメさんたちもおなかが空いてくる頃かな〜と。
たっぷり食べて、寒い冬を乗り越えてほしいです。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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