昨日は、工房のある香川県善通寺市の総本山善通寺で、東院金堂にある本尊・薬師如来坐像(ざぞう)の「お身ぬぐい」がありました。新年を気持ちよく迎えられるよう、仏様の1年のほこりを丁寧に払うという儀式ですね…。今年も、足早に過ぎ去ろうとしています。
…そして、「ボクもほこりだらけです!」と、工房の作業部屋を片付けしている松本が叫んでいます。


→この時に制作したお重箱ですね。


三段のお重箱を、今回は二段使いされています。
それにしても、とても美味しそうな、体に良さそうな色のお料理ですね…。
お料理をアップにした写真もいただいてますよ〜。


わあ、美味しそう〜〜〜

マクロビオティックの料理教室で作られたおせちだそうです。
天然の色味がこの国産漆によく映えて、とてもよく合いますね。

持ち主のお客様からは、「このお重箱はお料理を引き立ててくれるだけでなく、扱っていると、とても素直でやわらかいお重箱の性格のようなものが伝わってきて、私までやさしい気持ちになりました」とのコメントもいただきました。
本当に有り難いことで、作家冥利に尽きます…。

工房の器をお持ちのお客様から、このようにお料理を持った写真を時々いただくのですが、とても嬉しい事ですし、私どももとても勉強になります。^^
工房の器をお持ちの方は、何かのタイミングがありましたら、お使いになっている写真をお寄せいただくとたいへん有り難いです。
ところで最近は、少人数のご家族が増えたせいか、おせちに二段のお重箱を使われることが増えたようです。
同時期制作の布目三段重箱を、ショップ和×和に入れていますが、そのうち二段重タイプもアップしてみようかな?と思います。


この滋味深い赤色を見ると、もう一年が終わるなあ〜という気持ちになります。