
でも、明日から少〜しずつ日が長くなって、春が近付くんだと思うと今から待ち遠しいです。

さて、なかなかいい調子になってくれない上塗り用の回転漆室…。
作業用の吉川室はぐあいがよいので、そちらで上塗りでない漆の仕事を少ししてみたらしいです。


木地固め、すり漆、と作業内容はいろいろですが、こうして網に通してぶらさげて乾かすのが松本流です。(場所を取らずとっても扱いがラクです〜)



研磨後のすり漆です。刃物仕上げの木地なのでエッジが立っている部分を研磨していました。その研磨後の表面が漆でうるおされてしっとりしてきましたよ。


シャープな形のこのランチスプーン。今回は木地固めです。


レンゲをお探しの方が多いようです。あんまりたくさん作れないのですが、いくつか木地が出来ているので進めています。
口に入れて使うものなので、出来の良し悪しがシビアに分かってしまうスプーン。スプーン作りは手間がかかりますが、お客様がたいへん喜んでくださるのついつい頑張ってしまいます。
さて、そういえば今日の松本は、午前中は香川県森林センターへ打ち合わせに行っておりました。
この日記では詳しくご紹介できませんでしたが、今年の夏は、香川県と香川県漆器工業協同組合の事業で、松本は香川県森林センターの漆畑で漆掻きをしました。※ その事業の続きで、来年の予定の大枠を打ち合わせしたんですね。
漆器の産地、香川県をアピールできるように微力ですが頑張りたいと思います。


うちでは今からゆずのお風呂に入ります。
