ハア〜素敵な蒔絵作品に心吸い込まれてしまいましたよ…

しかも、皆さんの作がさらに進化してました。盃のリアルなタコさんには、予想しなかったネタが仕込まれていましたよ。目の前で見せて下さいますので、ぜひお寄りくださいね〜。^^
さて、ショップ和×和にお椀を少しアップしました。
その中の思い入れのある一つを、ご紹介したいと思います。


ちょっと変わった表情でしょう? 昔、よく制作していた「縄文黒」シリーズの変化版です。
見ての通り、表面におさえた凸凹があります。
工房初期(2001〜2005年頃)に途中まで制作していたものですが、「落としどころ」に迷って長らく置いたままにしていたお椀。おととし、天日クロメ漆で上塗りしてやっと仕上がりました。
数年間、「止まった時間」を再び動かしたアイテムはこれ。


※このときも活躍していましたね。
新開発した、炭粉下地によるゴツゴツした肌が荒々しすぎて、うまくまとまらずに数年経っていたのですが、この砥石のおかげで仕上げる事ができました。
サラサラした研ぎ心地のこの砥石… 炭粉下地の強過ぎる表情をおさえつつも、ほどよく持ち味を残して研げまして、やっと完成させてくれた立役者です。


こんな小さな砥石の破片一つで、動きだすものもあるのですね。
また、よろしければごらんくださいね。



