2007年11月10日

■maさんの浄法寺漆かき体験記/2

さて、二日目です。
ベテラン漆かきの佐藤春雄さんのとても濃厚な1日を過ごしたMaさんですが、今日の講師は、浄法寺の「親子鷹」、大森清太郎さん・貴太郎さんです。(maさんは研修期間中、初日の佐藤さんと大森さんそれぞれから各日で講習を受けることになります)

さて、今日はどんな具合でしょうか…。

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2007年8月22日(水)

●大森清太郎さん・貴太郎さん親子の漆掻きを見学。
 (青森県猿辺開拓/約150本/11辺)


8/22 大森さん親子
二日目の講師、大森清太郎・貴太郎さん親子。
いつも父子一緒に山でお仕事をされてます。

二日目は約1時間、車で移動し、約300本の木が植林されている猿辺開拓へ。大森さんが今年掻いている中で、一番遠方だそうで(注※)そのうち約150本を親子で分担して手際よく作業を進めていました。
大森さんは、3代続いて漆掻き職人をされているそうで、後継者不足に喘ぐ現在、貴太郎さんの存在は名前の通り貴重なものだと感じました。私と同世代ということもあり、いろいろな現状についても貴太郎さんは教えてくれました。(ma)


貴太郎さんとmaさんは、年が一つ違い。
若くてもすでに12年のキャリアを持っています。
15才の時から、父に付いてずっと仕事をしているという貴太郎さんの生き方を聞いて「今まで迷ってばかりいた私とは違うんだなあ」と、ふと考えさせられたそうです。

8/22大森さん親子の漆かき作業風景
手前で仕事をしているのが、貴太郎さん。
シャイなので、カメラは苦手なのです。笑

8/22 漆かきに使うくい
大森さんは漆かき中の木の下に「くい」を打っています。(高い所の仕事を楽にするため。たいていは梯子ですが、持ち歩きしなくて良いので、職人さんの間で流行ってます)そのくいに乗ってみるmaさん。笑(乗りたくなりますよね〜)

この日のお昼前、急に激しい雨となり作業を中段し避難しました。雨が降るとキズをつけられない(雨が入ってしまうと木が病気になる、漆が出なくなるとのこと)
雨の降る直前は漆がよく出るようになることなどを教わりました。知れば知るほど神秘的な木だと思いました。しばらくして雨があがり、日が照って木の幹が乾くのを待ってから作業を続けました。「乾いた」という判断も難しそうだと思いました。(ma)


8/22漆まみれになった蛾
「カキタル」の中に入ってしまった蛾。
虫はカブレないのだろうか?(ma)


ところで、その日に大森清太郎さん宅におじゃましたmaさん。
思わぬものを見せていただいたそうです。

8/22 大森さんの漆の花器
大森さんの自宅で見せていただいた花器。
カキタル内に残った漆や不純物などを固め
たもので、もちろん国産漆100%です。
とても珍しいものを見せて頂きました。(ma)

…わあ。^^ 現場に行くと、こういった珍品が見られるんですね。職人さんの無邪気な遊び心が感じられてとても楽しいです。

さて、二日目も無事終了。お疲れさまでした!
明日も佐藤春雄さんによる講習となります。




posted by 宮崎佐和子 at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) |   maさん研修報告(2007年)
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