2013年03月13日

■ウルシの木の「芯止」を行いました。

一気に春が進化してまいりましたね。かわいい
そんな昨日、松本が所用のために奈良へ出張へ行っておりました。



バッド(下向き矢印)こんな標識が… 奈良らしい風景ですね。
シカの飛び出し注意
奈良のシカ
シカさんがこんなに〜〜あせあせ(飛び散る汗) でも、観光に来たのではないのが残念です。


さて、この日はお世話になっている漆の先生のところで、ウルシの木の剪定(芯止)を行いました。
めったにしない仕事ですので、写真を少し撮りました。
興味のある方もいらっしゃると思いますので、ちょっとご紹介いたしますね。わーい(嬉しい顔)

芯止とは…。
庭木の場合、植えた樹木が大きくなりすぎると問題がある場合があるので、芯止を行い大きさの制御を行う事があります。ウルシの木となると… 隣家にも十分配慮しないといけませんしあせあせ(飛び散る汗)
今回のウルシの木は8年前に漆掻きをしたあとに一度伐採したのですが、さすがにもう元通りくらいの大きさになってしまったので、この作業をする事になりました。


バッド(下向き矢印)いきなりですが… 芯止の終わったウルシの木です。
剪定したウルシノキ
ウルシの木さん、ごめんなさい〜。
樹の先端部分を伐り、切断面に防腐剤を塗っています。


バッド(下向き矢印)今回使った防腐剤はこれ。
DSC_0483.jpg

これで、しばらく大丈夫だと思いますが…。
何年か経つと、また芯止が必要になります。


バッド(下向き矢印)今回、剪定したウルシの枝を立てかけています。
DSC_0479.jpg

暖かい日差しで枝があたたまり、樹液がにじみ出てきていましたよ〜。
DSC_0485.jpg
漆の樹液は、このように外樹皮の下にある『漆液溝』というところだけから出てきます。

松本いわく、庭木で育てているウルシは、早めのサイクルで漆掻きをする方がおすすめだそうですよ。(大きくなりすぎると、いろいろ作業が大変になります)お庭って、利便性は良いですが、山と違ってスペースも限られていますからまた違う配慮がいるようです。


DSC_0500.jpgさてさて、そんなこの日のおまけ写真は… これって桜の花の一種でしょうか? 奈良市内で見つけた色鮮やかなお花です。古都も春の気配でいっぱいで、とても去りがたかったです。



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posted by 宮崎佐和子 at 22:43| Comment(5) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録
この記事へのコメント
かなり久しぶりにコメントしますが日々の更新が楽しみの1つになって楽しませて頂いてます。
芯止(しんどめ?)で切った枝から枝漆の手法で採った漆は、昨年度の枝漆か今年度の初辺か、ふと疑問に思いました。
塗り案配、乾き具合などとどんなもんなんでしょうね?
ちょっと気になりコメントしてみました。
Posted by kyo at 2013年03月13日 23:26
kyoさん、こんばんは!
コメントをくださいまして、ありがとうございます。
四国はすっかり暖かくなってきましたが、お住まいのところはいかがでしょうか。^^


>芯止(しんどめ?)で切った枝から枝漆の手法で採った漆は

芯止めの時期は、普通は落葉後に行います。
新芽が芽吹く前に処置したほうが木のストレスが少ないと考えられているからです。
落葉時期に漆の採取を始める事はあまりありません。

>昨年度の枝漆か今年度の初辺か

枝漆の採取は辺漆、主に落葉後、裏目漆を採取した後、葉が無くなっても枝の先まで漆になったという事で、落葉後もしばらくウルシオールが高い状態が分解されないで続くようです。
初漆は葉がある状態で採取する辺漆ですが、枝を切ると甚大な被害が出ますので、枝から漆は採取しません。

>塗り案配、乾き具合などとどんなもんなんでしょうね?

塗りはやっぱり、辺漆が良いと思います〜。
落葉中に剪定枝から採取された樹液は、1ヶ月以上不乾の可能性があります。

この、枝から出ている樹液は…
漆というより、新芽を芽吹かせるためのエネルギーのつまった、甘くてかぶれる水に近いかもしれませんね。^^;
Posted by 宮崎佐和子 at 2013年03月14日 21:04
レスありがとうございます。
こちらはまだ気温二桁になる日も稀で今日は最高気温1度でした。
草木の芽吹く春までもう暫しかかりそうです。

>漆というより、新芽を芽吹かせるためのエネルギーのつまった、甘くてかぶれる水に近いかもしれませんね。

そうですか〜
年を越した切り倒していない漆の樹から採取した漆なら初辺の前のスーパー初漆になるのかと思いましたが、説明してもらってわかりました。
恥ずかしいコメント失礼しました^^;
Posted by kyo at 2013年03月14日 23:31
kyoさん、こちらこそありがとうございます。^^
最高気温1度…;; 
いま、ちょっと冷えた時のこちらの最低気温がそのくらいです。
でも、待ちに待った春は、さぞ美しいでしょうね☆

>初辺の前のスーパー初漆

漆にロマンを抱く方なら、こういったような可能性を漆に見いだしてくださいます。
しかしながら、あながち見当違いな発想でもないのですよ〜〜。
現在、確立されている漆掻き技術は、辺漆をがっつり採るという基本から成り立っています。
が、縄文時代からされてきた漆掻きですから、過去には違う基点からの
採り方もあったんじゃないのかな?と思っています。
kyoさんがふと考えられたような、漆の採取のされかたもあったとしても、不思議じゃないんです。
(ただ漆の世界は、人材や研究予算が少ないので、あまり研究されていないようですが…)

面白そうな案件で、このような方向での漆掻きは、実は私たちもずいぶん前から興味を持っています☆
枝掻き用のウルシの木も実は用意しておりまして…^^;
また、そのうち実験してみるかもしれません。

その時は、またごらんくださるとうれしく思います。


Posted by 宮崎佐和子 at 2013年03月15日 19:13
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