赤くないヤマカガシ?ちょっと怖いけど、ヘビってやっぱりきれいだな〜と思いつつ家に戻ったのですが…。
しかし、時間が経つにつれ、その子の菱形っぽい模様が、だんだんと気になってきまして…。

そこで、長靴&火箸持参の松本に調査に行ってもらいましたが、残念ながらヘビさんはおうちに帰ってしまいもういませんでした…。
モヤモヤしたままでしたが、その後、検索して調べてその子は青大将の子供ということが分かり、ホッ〜〜

そういえば今年は巳年ですが、ほんとうにヘビをみかけなくなりましたね。
さてさて、今日はこの夏から開始している仕事をご紹介したいと思います。
それは… 漆のチューブ詰めなんです。


これ1本で、約200gの漆が入っています。


この漆のチューブ詰めは数年前からの課題でした。
が、なかなか忙しくて進められなかったのですが…

ついに、この夏から頑張って始めることにしました。

その大半は、杉の樽で保管して、熟成をかけています。
国産漆はすばらしい素材ですが…。
そのうちでも上質なものは、長期間の熟成により、いっそう品位の高いすばらしい漆に「出世」してくれる楽しみがあります。
工房の国産漆たちは、古いものでは10年貯蔵しているものもあったりするのです。

この熟成により、「ポテンシャルがピークに達した」と松本が判断をした漆は、樽から出してチューブに移し替えて、熟成を止める、というのが今回の作業の目的なのでした。


このチューブは、500本以上あります。
「松本さん… もしかして国産漆の販売をされるんですか?」
と、チューブを納品してくれた漆業者さんがおそるおそる尋ねるので、
あ〜確かに普通の漆の感覚の方だと変だと思うよなあ〜

(もちろん販売はしないのですが)
マニアックな工房ですみません。


このチューブ詰めの作業は、合間合間にだらだらと進める予定です。
詳しくはまた後日ご紹介いたしますね。

この春から、松本が種を撒いて大事に育てていた子たちが、大きなお花を咲かせるようになりました。

アサガオを見ると、もう夏本番!という感じがします。
うーんものすごく興味深いですね。でも素人にはそこを聞きようが無い。
というか聞く言葉を体験を持っていない。
具体的に、その漆を塗る過程では何が違うんでしょうか。
また塗り上がった段階とその後では、何がちがうのでしょうか。
そこが素人にもわかると、国産漆の深さに少し近づけるとおこうのですが。
コメントをくださいまして、ありがとうございます。^^
うーん、このコメント欄のスペースで、簡単に説明するのは難しいです…;;
(ごめんなさい)
この日記を長くごらんいただけますと、そのうち分かっていただける部分もあるかと思います。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
マムシの目撃情報がありました(汗)。
うちの仮設住宅のあるところは
ほぼ山の中のようなところなので、いてもおかしくはないのですが
草むらの近くなど歩くときは気をつけなくてはいけませんね…。
そういえば、ウイスキーも樽で熟成させて、
樽から出し、瓶詰した時点で熟成が止まるそうですが
何だか似ているのかな、とちょっと思いました。
こちらは今日の最高気温が18℃で、ちょっと寒いくらいでした ・_・;
どうぞ水分補給などしながら、無理なさらずお過ごしくださいね。
コメントをくださいまして、ありがとうございます。^^
まだ、東北は梅雨明けしていませんものね。でも18度とはびっくりびっくりです。
>マムシの目撃情報がありました
うわ、気をつけてくださいね。(>_<
マムシさんには、なるべく遭遇したくないものです…。
実は工房の漆畑も山にあるのですが、マムシさんの出没情報があるそうです。
お互いのため、不幸な出会いは避けたいところですね。
>ウイスキーも樽で熟成させて、
樽から出し、瓶詰した時点で熟成が止まるそうですが
何だか似ているのかな、とちょっと思いました。
そうなんです、漆はお酒の熟成に似ているところがあるんです。
なんだか、不思議な感じですね☆
はやく梅雨明けしましてスッキリするといいですね。
これからも、よろしくお願い申し上げます。