乾杯のベルギービールのたった一杯がきいて、昨日は一日中ぼーーっとしていました…。
そうです、みかけによらず松本は下戸なのでした。

さて、今日になってから、やっと通常モードに戻って仕事をこなしていました。
先日から開始している、漆のチューブ詰めもしていましたので、写真を撮りましたので、お見せいたしますね。^^
さて、どんな様子で「チューブ詰め」の仕事をしているかと言いますと…。


そこに、漆を慎重に注ぎ込みます。(計量器の上での作業です)
ちなみに、注ぐ容器などは製菓用のボール等を使っています。この作業のためにいろいろ道具を探しましたが、やはり製菓の道具はとってもよく出来ています。
ほんとうは溶けたチョコレートなんかが入るのでしょうね〜。



これから、チューブの開口部を閉じていきますよ。
作業の様子の写真を並べてみますね。









中身の漆の表記をします。浄法寺漆です。2005年産の岩手県大森俊三さんの盛辺生うるしですね。

まだまだ果てしない道のりです。

まだ60本ちょいしか詰まっていません。(500本以上のチューブが待っています)
まあ、塗りや旋盤の仕事もしないといけないので、あせらずぼちぼちしていこうと思います。

さて、今日のおまけ写真ならぬおまけ動画です。
漆を濾しましたので、動画を撮りました。これはいったい、なんの漆でしょうか?
けっこう透けた、わりといい漆なんですよ〜。
これも浄法寺漆なんですが「盛辺で」とかではなく、辺数の指定でオーダーした漆です。(ぜいたくですね〜)
漆をちょっとご存知の方でしたら「あ〜精製漆だな」と思われるかもしれませんが…。
じつはこれ、生うるしなんですよ。
こういったランクの漆は、いろいろ工房にあります。見るだけでも楽しいです。
