2013年10月08日

■朱溜の南天のめんぱ三段重箱です。

10月に入ってしばらく経つのに、暑いですね〜。
まだ8月のような服装で過ごしています… 油断して、子供のあせもも復活してしまいました。ふらふら
台風も多いし、この作品展の搬入が台風に重なった作家さんはたいへんですね。
今年は、私たちの催事はなんとか台風にかぶらずにすみましたが…。
「明日、搬入なのに瀬戸大橋が通れない〜〜がく〜(落胆した顔)」ということも過去にあったなあ…。

今回の台風も、大きな被害もなく通り過ぎてくれるといいですね。


さて、今日はめんぱの重箱をお見せしたいなと思います。
とっても可愛いんですよ〜。


バッド(下向き矢印)いま、模様を研ぎ出し中です。
南天のめんぱ三段重箱1
真っ赤なめんぱ三段重箱ちゃんです。
「難を転ず」に通じるとされ、縁起の良い南天。真っ赤な実が愛らしいですよね。
そんな南天をモチーフにした、めんぱの木地の丸重箱です。

娘のお昼寝を見計らって、少しずつ仕事をしていました…。


バッド(下向き矢印)内側は黒です。銀彩で南天の丸紋を入れています。
南天のめんぱ三段重箱2

外側のモチーフは、厚手の和紙を紋様に切ったものを糊漆で貼り付けています。
黒漆で何度か中塗りを入れたうえに、朱漆を塗った「しかけ」をしているのです。
研ぎ出すと、黒い模様が浮き出すというわけですね。


バッド(下向き矢印)耐水ペーパーや、研ぎ炭などを使って様子を見ながら研いでいきます。
南天のめんぱ三段重箱3

一気に研いではいけません。
少し研いでは拭いて確認のくりかえしで、「ちょうどいい」と思う所でとめます。


南天のめんぱ三段重箱3
こんなふうに、ちょっと素朴なかわいい雰囲気になります。ハートたち(複数ハート)
朱溜にすると、よりグッと南天のモチーフが浮き上がるはず…。

めんぱ木地は、お弁当箱でよく使いますが、丸い木地でこんなお重で使うのもいいですね。
角重箱とは違って、カジュアルで愛らしいものになってくれます。
こうしたざっくりとした加飾がとてもよく似合います。

出来上がるのが楽しみなお重箱です。



栗さて、今日のおまけ写真は…。
残暑が厳しくても、秋ですね〜〜exclamation 松本が買ってきた栗の実です。
お水に浸けてふやかしています。
剥くのが大変だけど、格別の味ですよね。
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posted by 宮崎佐和子 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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