
これはお仕事だから、しかたないんだよ〜〜 と言ってもわかるはずもなく…。
しかも、キーボードをワッシワッシと叩きまくるので、パソコンが壊れたらどうしよう??
そういえば、以前、資格取得の勉強をしていた友人が『勉強し始めるとテキストを子供がグシャグシャにしにくるんよお〜』と言っていたんですが、こういうことでしたか…。

もうそろそろ作品展の出品リストを仕上げないといけないんですが、今日は早く寝てくれるんだろうか…とほほ。
さて、かなり強い風が吹き荒れて?なんだか冬の形相を呈してきた香川県です。
そんな今日は、これをご紹介したいなと思います。


「難を転ず」に通じるとされ、縁起の良い南天。
そんな南天をモチーフに、朱溜の可愛らしい三段重箱を仕上げました。

めんぱの木地なので、ほわっとしたやさしい雰囲気の三段重箱です。

以前、制作の様子を少しお見せしていましたが※、やっとご紹介できる状態になりました。



このふっくらした加飾は、厚手の和紙を紋様に切り糊漆で貼り付けた「しかけ」をしてあらわしています。中塗りに黒漆を塗り、朱漆を2回塗り重ねて厚みをつけたあと、研ぎ出しました。
その研ぎ出し加減がけっこう難しかったです。


←内側にも、南天の丸紋を配しています。
(これは銀彩です)
内黒なので、蓋を開けるとキリッとしまった感じがします。
漆の朱と黒って、やっぱりきれいですね。

来月の伊勢丹新宿店さんの作品展に出品する予定です。


残り少なくなってきたウルシの葉っぱちゃんです。
落葉がかなり進んできました…
今日の風で、またかなり散ってしまうと思います。一気に秋が過ぎ去っていくようで、ちょっと寂しいですね。