


伊勢丹さんは、4年ぶりの作品展になります…(当時は私も会場に立っていました!いいなあ〜)
しかし、そんな感慨にひたる間もなく、お店のオープンからいきなり全開!!
大忙しで休む間もなく、あっという間の1日目でした… 多くのお客様にご来場いただきまして、本当にありがとうございます。

そして、あまりお話のできなかったお客様、申し訳ありません。
まだ始まったばかりのですので、またお立ち寄りいただけると嬉しく思います。
さて、そんな今日はこの新作をお見せいたしますね〜。

メキシコあわびの高杯です。新作ですね…今回の伊勢丹さんで出品しています。

このメキシコあわびって、写真撮影がものすごく難しいんです〜。

いつも作品はスタジオで撮影しているんですが、照明の光ではこの色や風合いがぜんぜん写りません。もう真っ白という感じになったりします…ううむ〜写真は素人だから難しい。
設定を変えたり、照明を変えたりといろいろやってみるんですが、和室で自然光で撮るのがいちばんいいみたいでした。


メキシコあわびは、個体によって色味がかなり違ったりします。
この作品の貝は角度によってブルーが強く出て、この写真ではそう写っていますが、現物はピンクや明るめのグリーンが見えることが多かったです。オパール様のさまざまな遊色が見られる美しい素材です。
大きな貝にありがちな「虫食い」もみられましたので、虫食い部分や凹みには金を埋めて景色の一つにしています。

う〜〜ん、本当にキレイですね…。

この美しい殻を育てたあわび貝も、まさか第二の人生をこのような形になるとは思わなかったでしょうね。
また、会場でごらんいただけますと嬉しいです。

ホットカーペットの上でミルちゃんとラブラブで過ごしていたむぎ君。
超苦手な人物の影が忍び寄ったので、戦慄が走っているようです…。