
これって当分続くんですよね?自分自身も通った道とはいえ、ロックが解除になる日が待ち遠しいです。
さて、1〜3月は木地の仕込みのシーズンです。
塗りの仕事もありますが、冬は今年から来年使う器の木地の準備に打ち込みます。
今年は、輪島の椀木地屋さんから初めて、生木の荒木地を仕入れてみました。
今日はそれをお見せしようと思います。


主に縦木で、円盤状の材(皿用)は横木取りです。
全部で段ボール10箱で工房にやってきました…。
一個ずつ箱を開け、中を確認する松本。サイズを計測して積み上げて行きます。




今持っている乾燥材の歩留まりが非常にわるく、手持ちの材の中からでは欲しい荒木地がなかなか取り出せないんですね。※
大きめ乾燥材でも、ふたを開けて見ると割れなどがけっこうあって、それを取り除いていくとちょびっとしか残りません…。「こんだけ労働して、これっぽっち?」とショボーンとしてしまいます…。

手持ちではそういった展開ばかりなので、今回思い切って?注文してみました

かなりお高めの輪島の木地ですが… 結果、仕入れてよかったです。
どれもピカピカのきれいな荒木地で、ほとんどムダがないんですね…腰痛持ちがしんどい思いをすることを考えたらじゅうぶんだと思います。

この荒木地たちを見ているとテンションがあがりますね〜。

ほか、お椀や鉢の荒木地などを仕入れたので、いろいろ作ってみようと思います。

冬空のウルシの枝です。白っぽい樹皮なので、よけい寒々とした感じ…春が恋しいですね。