
昨日の16日の日曜日、母と一緒に娘と第31回香川の漆器まつりに行ってまいりました。
会場の高松市の玉藻公園※まで、工房から車で約1時間ほど。子供を連れての遠出?の時に、いろいろお出かけ荷物を考えていると必ず何か大事なものを忘れて出ています…。
この日は、なんとカメラを忘れて出かけてしまい、ちょっとショックです。

松本にスマホを借り、写真を少し撮りました。


香川県漆器工業協同組合の会社です。みなそうそうたる顔ぶれ…。
うちの工房は間違いなく最少人数かつ最弱です。(会社でもないし 汗)
会場は、器や小物が中心の「小物の部」が「蘇鉄の間」という部屋で開催されています。
家具を中心とした「大物の部」は、「大書院」という広間で皆さん出展されています。


出展社/一和堂工芸(株)、(株)川口屋漆器店、光淋堂漆器店、(有)讃光商会、(株)漆器のまつだ、新光工芸(株)、西岡春雪漆工房、文新堂漆器工業(有)、和うるし工房あい
このように会場はお客様でいっぱいでした


この「蘇鉄の間」という名前の由来ですが、中庭の大ソテツが見えるお部屋なんです。
ジュラシックパークを思わせるような、エキゾチックな風景です。(左にいるのは娘と松本です〜)


出展社/漆工房佐々木、(株)オカヤ、柏漆器店、(有)瀬戸内漆器、中田漆木、 西岡漆器店、藤沢木工(株)、(株)邦光堂、真鍋商店、(株)三浦、(株)モリシゲ、(株)森嘉吉商店、渡辺漆器店

香川県は、座卓の生産が日本でトップクラスなんですよ〜。漆の座卓なんて素敵ですよね。
お値ごろのものもたくさんあり、こちらもお客様がひっきりなしでしたよ。
ここ最近、座卓の売れ行きは好調で、品薄のお店もたくさんあるようでした。


生徒さんの作品の数々や、香川漆器の伝統技法の蒟醤などの制作見本をお披露目しています。



話題になった、漆のゆるキャラもお披露目されておりました。

また、香川県の漆聖・玉楮象谷の第146回忌を迎えた追悼茶会も行われていました。
この日はお煎茶でしたよ。(上の写真は4年前のもの)
私は子供がひっついているので、入れませんでしたが…。
このお茶会は大人気で、お茶会目当てのお客様も大勢いらして、漆器まつりもごらんになってくださいます。

お道具もステキなんですよ…。玉楮象谷をしのぶお茶会なので、それにちなんだ古い香川漆器がよく出ています。
今年のお道具はなんだったんだろう… 気になります。
さて、今年は工房のうつわを見に、わざわざいらしてくださった方々、本当にありがとうございました。
お客様のご来場が重なって


また、お気軽にお問合せを下さいますと幸いです。

帰りに見た満開の桜です。

「河津桜」という、早咲きのお花なんだそうです。
濃厚なピンクでふっくらした花形で、とても可愛らしい。
娘も大喜びで、お花を見ては「んーー!」とはしゃいでいました。
桜っていいですね〜。