今年2月、むぎ君が工房から逃走して行方不明になってしまい、捜索をしていた時期がありました。※
その時、捜査のために管轄の保健所に問い合わせていたりしたんですが…。
むぎ君失踪に近い時期に、近所でミルミルそっくりの黒猫ちゃんが収容されていて気になっていました。傷だらけの体でボロボロの首輪、おびえた目をしていかにも打ち捨てられた猫という感じで可哀想でした。
でも、なんとその子はまだ生きているようなんです!
ボランティアさんが保護しているようで、偶然ペットショップの掲示板を見て知りました。
運の強い子だったんですね… 気になっていたので、嬉しかったです。
さて、そんな今日はこれをご紹介いたします。


捨て中塗りを入れ始めました。
これから塗りの厚みをつけていくのですが、目止めのすり漆の上に塗り厚をつけて研ぎ込みます。
この厚みは研ぎで必要な下処理なんですね〜。きれいな面を作るための作業のひとつです。

←白木地の時はこんな感じでした。
漆の色が乗ると、ぐんと雰囲気が出てきますよね。
どんどん艶っぽくなっていくので楽しみです。


ウルシの葉っぱのど真ん中に日の丸よろしく乗っかった、テントウムシのサナギちゃんです。
なんだかとっても可愛い〜〜。