2016年12月23日

■特注品のランチスプーンです。

昨日、娘は「サンタさんがきた!!」と大喜びで園から戻ってきました…。
行事でクリスマス会をしたようです。
「おひげのある サンタさんが おかし くれたよ!」とクッキーを握りしめていました。
手抜き親なので、ほんとうにありがたいです。もうやだ〜(悲しい顔)

今日は親戚からいただいた、ちょっと早めのクリスマスケーキを食べますよ〜。


さて、そんなお客様のオーダー品をご紹介したいなと思います。


↓木地溜のランチスプーンです。
2016G_7417.jpg
10月に杢入りのスプーンと一緒に、作業途中の木地をご紹介したことがありますね。
材は粘りのあるサクラ材です。繊細なフォルムで仕上げています。ムード


↓手に取ると、こんな感じですよ〜。
2016G_7426.jpg
ハンドルが蟻腰調になっておらず、かるく反った感じで伸びているものです。
頭が通常のランチスプーン、柄がカレースプーンという感じで、これはお客様のご要望です。


↓わかりますでしょうか… 通常のランチスプーンです。
IMG_5626-1.jpg

ハンドル部分にこだわりのあるお客様も多いです。
匙の形も用途に大きく関係しますが、ハンドルのタイプでも合わせる器が変わるんです。

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すんなりと伸びた、素直な感じのスプーンになりました。ぴかぴか(新しい)
とても使い勝手がよいと思います。卵料理やご飯ものにおすすめです。
いろいろ楽しんで下さるとうれしいなあ〜と思います。わーい(嬉しい顔)



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さて、今日のおまけ写真は、むぎ君です。
ゴハン食べたばかり… 満腹なので、飼い主には興味ナシです。


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2016年08月18日

■オーダーの木地溜の蓋付き椀を納品しました。

シッポの先にできたしこりが破れて、出血していたミルミル。(黒猫♀)
受診の結果、今週の土曜日に手術をすることになりました。もうやだ〜(悲しい顔)
この傷は治らないそうでたらーっ(汗)長いシッポの持ち主だったミルですが、断尾してしまいます… 
かなり短くなるらしいです。 (がーーん)

娘が生まれてから外猫になりましたが、傷が化膿しないように室内暮らしに戻しました。
ミルも不安なのかな? 私の布団にそっと乗っかってきて、今日は数年ぶりに一緒に寝ました…。
ミルミルのシッポがなくなるとは、なんだか想像がつきません。
でも、シッポよりもミル本体の方が大事ですもんね。13才だけど、麻酔とかうまくいくんでしょうか。
だんだんとわたしも不安になってきております。あせあせ(飛び散る汗)


さて、そんな今日ですが、これをご紹介したいなと思います。
オーダーのお椀を先日納品いたしました。


↓木地溜の蓋付き椀たちです。
2016G_5255.jpg
明るく透明感あふれるお椀でしょう? 蓋のみに絵付けをしています。
材はトチ、透け感のある木地溜です。一見すり漆仕上げっぽく見えるかもですが、しっかりと塗り込んだお椀なんですよ〜。
工房の国産漆の透明度、おそるべし。ふつうの漆ではこうはいきません。

2016G_5296.jpg
トチ材ですが、杢を含んだ部分がところどころあって、木地溜なので見ていて楽しいです。


↓蓋を開ける瞬間がやっぱり蓋付き椀の醍醐味ですね。ムード
2016G_5302.jpg

2016G_5317.jpg
この蓋は小皿にもなります。

2016G_5291.jpg
この蓋の絵柄は、吹きガラスの泡模様がイメージとなっています。
お客様のこだわりがあって、表現するのが難しかったですよ〜。あせあせ(飛び散る汗)


↓木地制作の様子です。
2013G_5103-thumbnail2.jpg2013G_5275-thumbnail2.jpg

当時はまだ木工旋盤を導入して間もなかったこともあり、複数の同形のお椀を挽くのに時間がかかりました〜〜。ふらふら
今は仕事も慣れて、刃物も増えたのでやりやすくなりましたが…。


↓手に取ったかんじ。蓋のつまみもお客様のこだわりありです。
2016G_5286.jpg

こうしてみると、工房独特のクリアな木地溜に、この流れ模様はよく合いますねー。ぴかぴか(新しい)
お客様のセンスにはいつもハッとさせられます。

ご依頼いただいた時期から、かなり年数がかかってしまいましたがあせあせ(飛び散る汗) やっと納品できてホッとしてるところですよ〜。
とても気に入ってくださったそうで、有り難い限りです。
いろんなシーンでご愛用くださるとうれしいなあと思いました。わーい(嬉しい顔)


2016G_5780.jpg
さて、今日のおまけ写真は… ゲージが部屋に入って来て、ソワソワするむぎ君です。
ミルちゃん用に出してきたんですが、自分が入ってみたりして。

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2016年08月09日

■オーダー品の梅の花の三段重箱です。

工房の玄関横のウルシの木で、巣作りしていたキジバトさんですが…。
ぶじ2羽いることが判明しましたexclamation 夫婦でかわりばんこで巣に入っているみたいです。朝が交代の時間なのか、片方のハトさんが(雌雄ソックリで区別つかず)、こちらをジッと見ながら電線にとまっている姿を見かけます。
よく目が合って恐縮してますよ〜。


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓お客様からのご注文のお重箱です。
2016G_5654.jpg
梅のお花の絵付けがだいたい終わりましたよ〜。うれしいです。ぴかぴか(新しい)  ※前回
朱漆でしべをくっきりを描き、華やかで可愛らしい梅のお花を表現しました。
しべは、やや肉厚に描いていますので、上塗りをすると陰影が出てより絵に深みが出てきます。
だいたい絵付けができましたので、あとは細かい微調整をしていこうかな。
和紙肌の仕事
中塗りの様子


ところで、お重箱の構図には、今回も苦心しました…。
2016G_5662.jpg

もともとのお客様のイメージは、しだれ桜のお重箱を気に入ってくださって、オーダーでは梅のお花にというご注文でした。
しかし、桜と梅では、ぜんぜん魅せ方が違うことが分かり がく〜(落胆した顔)、構図や花の表現はガラッと変えました。
今回は、訪問着の絵羽柄のように、一枚の絵画として成立する構図になっています。
なので、見る面によって、違う流れの梅の枝を見ることができるんですよ〜。ムード

わたしに構成力がもっとあればいいんですけどあせあせ(飛び散る汗) 
方向性を決めて、下絵を作るのに相当時間がかかりました。
お重箱、特に角重箱は場面も大きく、面と面の区切りがはっきりしているので、丸重箱よりも難しい感があります。
また、角重箱は丸重箱よりも格が高いので、やはりそれなりの雰囲気がないと、器物に似合わないしなあ…。


↓以前制作した、梅の花尽くしの丸重箱。
2014MG_2213.jpg
梅でも雰囲気変わりますね。ムード
丸重箱はくだけた感じの絵付けがやっぱり可愛いです。


ご注文をいただいてから5年も経過しましたので、待って下さっているお客様に感謝です。
角重箱の上塗りは難しいので、あせらずよいタイミングで作業を進めたいなと思います。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は… お昼寝ダラダラむぎ君です。
ゴハンの時間とミル姉ちゃんが帰ってきたときだけシャキッとします。
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2016年08月02日

■オーダーの端反椀を納品しました。

真夏らしく暑い日々ですね。
工房のネコたちも思い思いの場所で、行き倒れておりますよーー。
さて、先日、お客様からご注文いただいた、端反のお椀をぶじ納品してホッとしているところです。ぴかぴか(新しい)


↓ケヤキの端反椀、2タイプです。それぞれ5客ずつのご注文でした。
2016G_5130.jpg
ツヤツヤの黒溜です。黒いお椀なのに、なんだか華やいで見えるから不思議ですね。


↓サンプルで制作した木地はこちら。
2016IMG_3057.jpg
左のお椀が、径12.5cm 高さ7.5cmくらいです。
右のお椀は径14cmくらい。高さはほぼ同じです。お客様に見ていただいたんですが、どちらも採用になりました。


↓こちらが完成品です。ぴかぴか(新しい)
2016G_5144.jpg
濃い木地溜仕上げかと思って前回はそのように書いていましたが…。黒溜だになりました。たらーっ(汗)
お色はおまかせくださいました。厳密には黒溜と木地溜の中間くらいの仕上げにしました。
黒いお椀なんですが、かすかにケヤキの木目が感じられる、やや透明感のある黒です。キレイですよっ。ムード
松本のおすすめです。


↓手持ちの雰囲気はこんな感じです。
2016G_5136.jpg
2016G_5140.jpg
…さすが松本のコレクション漆だなあ。
「国産漆」と言っても、一般的な?漆では、こういった雰囲気にはなかなかできないです。
とくに調合した漆ではなく、ていねいに長期熟成させた漆の自然な表情なんですよ〜〜。ハートたち(複数ハート)
うすく12回くらい塗り重ねましたので、この微妙なニュアンスが生まれました。

IMG_5147.jpg
光線が強く当たるところは、透明感のあるビターショコラのようなカラーです。
シンプルですが、国産漆の魅力っていろいろあるなあと思わせたお椀でした。

少し形が違うお椀2種ですが、とても使い出があると思います。
ながくご愛用くださると嬉しいです。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は… 松本の漬けた今年の梅干しちゃんです。
スモモみたいなデッカイ梅だったので、立派です。
たっぷり梅酢も取れてラッキーです。ぴかぴか(新しい)
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2016年07月24日

■オーダー品の梅の花の三段重箱、製作中です。

昨夜は、工房のある善通寺市内の善通寺陸上自衛隊の花火大会へ行ってきました。
毎年開催される、地元と関連した納涼行事なんですよ〜。
3才の娘は、「着付け簡単」といううわさの、いわゆる「浴衣ドレス」を着用していきましたが…。
地味目のデザインだからか、サイズが大きかったからか、着せ方が悪いのか、髪の毛をひっつめたせいなのか、それともお父さん似のお顔のせいなのか、(たぶん全部)
相撲部屋感満載になり… あまりかわいく仕上がりませんでした。がく〜(落胆した顔)
しかも途中で帯をはずして投げ出したりと、けっこうひどいかんじでした…。ハア。

会場は可愛らしく盛りまくった女の子でいっぱいで、華やか。夏らしかったです。
娘は、出てくる花火を「お花みたい!」「あっハートだよ!」と言って盛り上がり、最後には「わたしもはなびになりたい!」と謎の発言もし、昨年よりも楽しんでいました。
子供がいなかった時は、ぜんぜん行かなかった夜祭りですが、疲れるけどいいものだなあと思いました.
たらーっ(汗)


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓梅のお花のお重箱を制作中ですよ!
和うるし工房あい  宮崎佐和子 梅の花の重箱 三段重 香川県 製作中
ご注文いただいたのは、たしか2011年だったような。
やっとここまで進みました…。

しだれ桜のお重箱 をごらんになったお客様ですが、梅のお重にしてほしいというご希望でした。
桜→梅の変換というのは意外に難しかったです。あせあせ(飛び散る汗)
何度も下書きを直して、ここまで進みました〜。
銀彩じたいがまだ途中なんですが、しべが入るとグッと引き締まることでしょう。

あせらずじっくり仕上げたいなと思います。わーい(嬉しい顔)



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さて、今日のおまけ写真は… 昨日は娘とお菓子を作りました。(クッキーとマフィン)
お父さんと工作したお菓子ボックスに、お菓子が入った!!と大喜びです。
先週はシュークリームを作りましたがシュー生地がぜんぜん膨らまず、大敗…。たらーっ(汗) むつかしいです。
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2016年07月22日

■オーダー品のカトラリーセットとお弁当箱です。

クマも倒す?ハチ毒おそるべし…。
五色台の工房のウルシ畑の真の覇者、凶暴なアシナガバチさんの逆襲を受けたその後です。
アシナガさんの殺傷能力は意外に高かったです。
刺された松本の手はパンパンに腫れて痛み、ぼーっとし…。
日常生活におおいに影響が出て、困りましたよ〜〜。あせあせ(飛び散る汗)

今朝、松本は畑を奪還するべく、怒りのハチ罠を作って出かけていきました。

ぶじ畑を取り戻すことができるんでしょうか??気になります。
私も落ち着いたら、畑へ撮影に行きたいので… ちょっと怖いです。がく〜(落胆した顔)

さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓先日、納品しましたお客様のオーダー品です。
IMG_5092.jpg

可愛いでしょう?
お箸、フォーク、スプーンのおでかけ3点セットです。
これはめんぱのお弁当箱のお供なんです。ムード


↓黒溜のめんぱのお弁当箱(400ml)と組み合わせて。
IMG_5071.jpg
山登りが趣味のお客様で、山で使われるそうです。
黒溜のお弁当箱と合わせて、カトラリーも黒くしました。
かるいめんぱのお弁当箱、お出かけにぴったりですね。
おにぎりと付け合わせの簡単なメニューでも、野外でとても映えると思います。ぴかぴか(新しい)


↓コンパクトにおさまります。
IMG_5106.jpg
ご愛用くださると、うれしいなあ。

そして…。
昨年のお弁当箱のご注文は、これで全部終了しました。うれしい!!
忙しかったけど、とても楽しかったです。
お客様の個性やこだわりを活かすのには、苦労もありましたけどやりがいがいっぱいでした。
(そしてとても勉強になりました〜〜ハートたち(複数ハート)
今年もたくさんご注文をいただいていますので、気持もあらたに取り組んでいきたいと思います。わーい(嬉しい顔)



2016G_5465.jpg
さて、今日のおまけ写真は… 木工場のうり坊です。
機材に乗ってスリスリ(あぶないよ〜)
…木工場も、猫たちに陣取られてくやしいです。

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2016年07月17日

■オーダーのペアのランチスプーンです。

三連休が長い…。ふらふら
娘が家でいる三日間はホント長いです。今日は、私の実家で遊んでもらったので助かりました。あせあせ(飛び散る汗)
連休初日は、市内の公園やプールへ行き、低予算で過ごしました。歩いたり、泳いだりと体力使いまくりです〜。ハア。
明日は家でお菓子作りをして、海で浜遊びをする予定です。(これまた低予算;;)
子供と遊びに行くと、けっこうかかりますよねえ…。
幸いうちの子は自然が好きなので、わざわざ商業施設に行かなくても喜ぶので助かりますが。
来週末は市内で夏祭りがあるのでそこで楽しもうかなあ。
秋になるとバタバタ忙しいので、工夫しながら、この夏は子供と思い出作りをしたいなと思います。

さて、そんな今日はこれをご紹介いたしますね。


↓先日納品した、色違いのスプーンです。
2016G_5115.jpg
ランチスプーンです。スタイリッシュなフォルムが特長ですよ〜。
ご夫婦でカレーなどを美味しくいただけるスプーンをということでご注文いただきました。
カレー専用というわけではありませんが、持ちやすくすくいやすく、フレキシブルに活躍するスプーンです。

2016G_5515.jpg
材は粘りのあるミズメザクラ。
特にオムレツやキッシュなど、やわらかい卵料理を気持ちよくすくえます。
カレーやドリア、ピラフなどのご飯ものランチにもぴったりです。


↓朱溜のスプーンはこちらの方が現物に近いですよ〜。(朱は撮影が難しい…)
2016G_5116.jpg

口当たりの良さ、キレのよさは、この極薄のつくりから生まれます。ぴかぴか(新しい)
スプーンおたく暦30年以上の松本が、研究して制作した自信作の一つなんです。
ホントに使いやすいですよ!! 私たちも毎日使っています。
2016G_5111.jpg

今回、朱溜ははじめて作りましたが…。違った雰囲気できれいですね。
このスプーンでいろいろお料理を楽しんでいただけたらなあと思います。わーい(嬉しい顔)


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さて、今日のおまけ写真は…ウルシの木のセミさんです。
いま、ウルシの木はセミに襲撃されて、すごいことになっています。

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2016年06月24日

■オーダーの端反椀を中塗り中です。

工房で育てていた、子スズメちゃん。
ある日の梅雨の晴れ間、ついに、大海原に飛び立って行きました…。
バードレストランに同じような巣立ちスズメがたくさん来ている時に、そっと遠隔操作でカゴの扉を開けてやりました。
前もって、子スズメちゃんの頭のてっぺんとシッポに、マニキュアをちょんちょん乗せて目印を付けてやったんですが、それが気に入らなかったらしく、私はめちゃくちゃ噛み付かれましたよ〜。もうやだ〜(悲しい顔)たらーっ(汗) 最後までクールな野生鳥でした。
もっと手元に置いていたいような気もしましたが、子スズメちゃん自身は、人間と暮らすのがもうイヤでイヤでという気配が満々でしたので;;
いつの間にか、飛ぶ虫もキャッチできるようになっていたのも、決心した一つのきっかけでした。
巣立ちスズメは、同世代の子供たちで群れを作って過ごすんだそうです。そんな子たちは、工房にはたくさん遊びにやってきます。

ひよちゃんも、そんなお友達と一緒になって、元気で暮らしてくれるといいなあ…。
毎日、バードレストランに来る子をチェックして、印の付いた子スズメを探すことになりそうです。あせあせ(飛び散る汗)


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓こちら、オーダーのお椀ちゃんたちです。
2016IMG_4856.jpg

2016IMG_4854.jpg
ケヤキの端反椀、2タイプです。ただいま中塗り中です。ぴかぴか(新しい)
それぞれ5客ずつのご注文となりますが、ちょっと多めに作っています。


↓サンプルの木地はこちら。
2016IMG_3057.jpg
左のお椀が、径12.5cm 高さ7.5cmくらいです。
右のお椀は径14cmくらい。高さはほぼ同じです。やや径が広がったものですが、容量は格段にアップしています。


↓径14cmの方のお椀はこんな感じです。
2016IMG_4859.jpg
こちらは見込みが広いので、ゆったりと使えそうですよ〜。
お椀は少し容量やフォルムが変わると、用途や映えるお料理がガラッと変わるから面白いです。
今回は2つのお椀をご提案したのですが、どっちも採用してくださいました。
とても有り難い限りです。

これらのお椀は、濃い木地溜に仕上げる予定です。また完成したらお見せいたしますね。わーい(嬉しい顔)


2016IMG_4826.jpg
さて、今日のおまけ写真は… ヤブカンゾウのお花です。
ユリに似たきれいなオレンジ色のお花ですが、食用になると聞き、お庭に植えました。
下ゆでして、おひたし等にします。ムード

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2016年06月02日

■オーダーの端反椀の五客セットの木地を挽きました。

3歳の娘に、いま空前の『ダンゴムシブーム』が起こっています…。
同好の士の男の子グループと徒党を組んで?保育園に着くなり、園庭へ繰り出します。
そして、各自の『持ち場』へ行って、ダンゴムシを集めて、ハンティング開始。
容器に大量に入れ、お互い批評し合っているもようです。
アイスのカップの中で、サワサワサワサワ…ともがく、黒い節足動物の集合体は、なかなか壮観なものがありますなあ…。がく〜(落胆した顔)
競い合った収集品は、バッチリ家に持ち帰ってくれる娘です。
広いとはいえ、限りある園庭で、毎日毎日大量にダンゴムシを狩れるのが不思議ですよ〜。ダンゴムシさん、ごめんなさい。あせあせ(飛び散る汗)


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓今は主に木地制作のシーズンです。
2016IMG_4439.jpg
今日も一心不乱に、木地を挽いているようです。何かなあ…。


↓あっ、そろいのお椀でしたexclamation
2016IMG_4434.jpg
実はこれ、お客様からのオーダー品なんですよ〜。5客セットでのご注文です。
径は14cmとかなり大きく、材はケヤキです。

2016IMG_4448.jpg
予備として少し多めに挽きました。見込みの広いお椀で、私の好きなタイプです。
お料理が映えるんですよね〜。ぴかぴか(新しい)


↓安定した形の端反椀です。
2016IMG_4456.jpg

2016IMG_4453.jpg
高台のあたりもきちんと作り込んでおります。
このふわっとしたところが手のひらになじむ感じで、いいなあと思いました。

ご注文いただけるのは、とても嬉しいですね。
シンプルな木地溜仕上げですので、国産漆の良さが素直に活きると思います。わーい(嬉しい顔)


2016IMG_4197.jpg
さて、今日のおまけ写真は… むぎ君です。
なんちゅうお顔でしょうか。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2016年03月30日

■オーダー品の木のしゃもじの、完成しました。

今日は、娘の通う保育園の今年度最終の日でした…。ぴかぴか(新しい)
1年ほんとうに早かった! 元気に出かけていった娘ですが、次からは大好きな担任の先生もクラスも終わって、新しいクラスになることはやはり理解できていないようです。あせあせ(飛び散る汗)
思えば、私よりもふた周りもお若い(と思われる;;)先生に、この1年とても助けていただきました。保育士さんのお仕事は、神経も体力も使うしほんとうに大変なお仕事で頭が下がります。
また4月からも同じ園でお世話になりますが、本当にありがたいです。私もがんばって少しでも良い仕事をしたいなと思いました。


さて、そんな今日はこれをご紹介しますね。


↓オーダーのしゃもじが完成しました。ぴかぴか(新しい)
木のしゃもじ オリジナル オーダー
漆を塗らない白木地で、しゃもじを作ってほしいとのご依頼でした。
はやい!材もあって、漆の作業がないとこんなに早くお渡しできるんですね…。がく〜(落胆した顔)

右が長さ25cm、幅が8.8cm、重さが64g。左の小さめのしゃもじが長さ21.5cm、幅が7.9cm、重さが47gです。

2016IMG_2778.jpg
お米をよそう部分の深さが2cmくらいとやや深め。
それと、自立できるということが、お客様のこだわりでした。柄がやや重く、見かけよりも安定感のあるしゃもじになりました。


↓しっかり握って使えますよ〜。
2016IMG_2794.jpg
グリップが効いていて使いやすいと思います。
大きい方はしっかり使える安心感があり、小さい方は取り回しがよいという印象です。わずかですが小さい方がより軽いので、その分軽快さを感じます。
白木地なので、よく濡らして使う事と、使った後に洗浄してほどよく乾燥させる事が大事ですね。
材は緻密で粘りのあるサクラ材です。やや赤みのある材なのですが、素朴な雰囲気です。

うちの工房にしては、珍しくスピード納品となりました。(うれしい〜)
たまにはこんなお仕事もよいものですね。ほんとうにありがとうございました。ムード


2016IMG_2896.jpg
今日のおまけ写真は、工房の庭のウルシちゃんです。
個体差が大きいですが、いよいよ葉っぱが開いてきた子が登場しましたexclamation

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