2015年05月29日

■オーダーのお椀、4客が完成しました。

うう…腕がカイカイです。かぶれました。もうやだ〜(悲しい顔)
「漆かぶれはやがて慣れる」と世間ではよく言われますが… 実はそんなに慣れません。
肌についたままなのに忘れてしまい、乾いて皮膚から取れなくなっていると、確実にかぶれています。あせあせ(飛び散る汗)
(…まあ、かぶれて腫れる範囲はたいしたことがないんですが)
あ、松本も「かゆいなー」と言いながら、あちこちポリポリ掻いているのでかぶれたようです。珍しい。(←体質が変わってかぶれやすくなったと言ってます)
もう初夏で梅雨前ですから、かぶれやすいシーズンの到来です。ウルシに限らず、皆さんかぶれにはご注意下さい。たらーっ(汗)

さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


バッド(下向き矢印)やっとできました〜〜〜exclamation オーダーのお椀、4客です。
2015IMG_7925.jpg
ご飯用の大常椀、お汁用の盛椀のペアです。
シンプルな無地のお椀なんですが…。4客そろうと、かなり豪華な雰囲気ですね。ぴかぴか(新しい)
全部木地はケヤキ材、外木地溜・内黒溜になります。お客様のご希望で、ツヤのあるお椀になりました。


バッド(下向き矢印)こちら、ご飯用の大常椀です。
2015IMG_7926.jpg



バッド(下向き矢印)こちらはお汁用のお椀です。
2015IMG_7940.jpg
古風な感じの渋い形でしょ? この盛椀一揃いの盛椀の形にしています。


バッド(下向き矢印)内側はの黒溜は、深い黒で泉のようにうるんでいます。
2015IMG_7935.jpg

使用した漆の内容は以下になります。
木地固め/2009年岩手県の大森清太郎の盛辺生うるし
中塗り /2009年岩手県の大森清太郎の盛辺生うるし、2006年岩手県の大森俊三の末辺機械精製漆
上塗り /2005年岩手県の大森俊三の末辺機械精製漆

…上塗りがなかなかうまくいかず;;何度も塗り直しをしましたので、お客様にはたいへんお待たせしてしまいました。たらーっ(汗)
長くご愛用いただけるととても嬉しいなと思います。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_7999.jpgさて、今日のおまけ写真は…。
私の左腕のカイカイ部分です。長さ1cm強で思ったよりちいさかったです。
(が、とてもカユイ)
あまり掻かないようにがんばっていましたので、だいぶ終息してきました〜。

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2015年05月23日

■オーダーのお重箱、黒漆の中塗りを入れました。

一日一日がとってもはやい…。ふらふら
朝になって、今日はいろいろ物事を進めるぞ!と張り切るのですが、アレレ? 思ったほどいろいろできないまま、あっという間に夜になってしまいます… ふしぎふしぎ。


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


バッド(下向き矢印)お客様のオーダー品のお重箱です。
2015IMG_7658.jpg
黒漆の中塗りが入りました。全体を軽く研磨して、絵付けの準備が整います。
全体が真っ黒になりましたので、スッキリとした印象になりましたよ〜。

2015IMG_7574.jpg
蓋を中心に梅のお花の絵付けをします…。かわいくなりますよ。ぴかぴか(新しい)
和紙肌の風合いを残しつつ、仕上げる予定です。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_7705.jpgさて、今日のおまけ写真は…

先日、娘と出水(泉)でつかまえたオタマジャクシちゃんです。
なんか…体長10cm以上のナマズの子か?と思うような、デッカイおたまなんですが。あせあせ(飛び散る汗)
どんなカエルになるのかなあ?


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2015年05月22日

■納品間近の五寸丸めんぱ三段重箱です。

どんどん季節が進み、もう初夏ですね…。先日は、今年初のホタルを見ましたexclamation
夜7時を過ぎてもまだ明るいので、夕食後に娘が散歩に行きたがります。先日は、ぽぽちゃん人形をおもちゃのベビーカーに乗せ、お気に入りのイチゴの服を着て、万全の体勢で娘が散歩にくり出しました。
そのとき、娘がおもむろに「じんじゃ いきたい…」とポソッと言うので、エッ?と思いましたが…。(神社は徒歩10分くらいのところ) 行く気満々の様子にしかたなく付き合いました。
お花を見たり、ワンワンに会ったり、ときおり車の通過を待ったりしつつ、ぽつぽつ進むと神社の前に着くころには周囲は暗くなり、見慣れたはずの神社は、薄闇につつまれた、幽玄の世界に変貌していました…。がく〜(落胆した顔) 
「じんじゃこあい、じんじゃこあい」と言いながら、帰宅したころにはもう夜の8時…たらーっ(汗) さすがに心配した松本や猫たちが、お迎えに来てくれていましたよ〜〜。日が長くなって、一日が伸びたような気がするけど、気をつけないといけませんね。


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。

バッド(下向き矢印)納品間近の五寸丸めんぱ三段重箱です。
めんぱ 木地溜 三段重 国産漆のうつわ専門店 和×和
なかなか現物の色味が写せませんでしたが…。あせあせ(飛び散る汗)
五寸サイズ(約15cm)の三段重です。丸いお重で、縦横の比率がほぼ同じなので、かわいらしい印象ですよ〜。
オーダーのお品ですが、たまたまお客様のご希望とほぼ同じ木地が、途中まで仕上がった状態で在庫がありましたので、うちの工房としては早めの仕上りとなりました。

2015IMG_7674.jpg
外側は濃いめの木地溜、内側は刷毛目の朱溜変わり塗りです。ぴかぴか(新しい)


バッド(下向き矢印)保多織の袋付きで、いろいろ楽しめます。
2015IMG_7721.jpg
2015IMG_7726.jpg
いろいろオーダーをいただきまして、有り難いことです。
たった二人の小さな工房なので、もともと年間製作数が限られていて、せっかくご注文くださってもすごくお待たせしたしまうことが多いです。
なので、ひとつお品が出来上がるととても嬉しいですねえ…。上塗り後、しばらく安静にして、塗り肌を締めてから納品するので、なおさら時間がかかってしまいますが、送り出すときは嬉しさもひとしおなのです。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_7736.jpgさて、今日のおまけ写真は…

工房の庭のユスラウメちゃんが真っ赤に色づいて可愛いです。
サクランボほど甘くはないですが、初夏の味がします。黒ハート
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2015年05月03日

■4年がかりのオーダーのお椀が仕上がりました。

苦節?4年… オーダーのお椀がやっと完成いたしました。感無量です。もうやだ〜(悲しい顔)


バッド(下向き矢印)筋彫り、朱溜変わり塗りのお椀10客です。
オーダー 筋彫り 国産漆のお椀
4年前、作品展会場に「3年使ったお椀」のサンプルとして出していた、ちょっと変わったお椀がありました。
やたら手の込んだお椀で、それもそのはず、私たちの結婚式の時の引出物に作ったお椀だったんです。
それにひと目ぼれをしたお客様が、どうしてもオーダーをお願いしてくださったんですが…。
これは、その当時だから作れたようなお椀で、うまく再現できるかどうか分からない、とにかく時間をたくさん下さい、と頼んだところ、快く了承していただいたものです。それからずっと、いろいろ試行錯誤していました。あせあせ(飛び散る汗)

…当時とおなじ漆と木地はありませんし、ビギナーズラックでできた作風だったので。もうやだ〜(悲しい顔)
このお椀を制作以降、同じ表現にならないかとチャレンジしていたのですが、なかなかできませんでした。


バッド(下向き矢印)これが近いかな… 工房初期のお椀です。(お客様からメンテに戻ってきたもの)
IMG_7211.jpg
これもお気に入りなんですけど、やっぱりちょっと違うんです。ふらふら


バッド(下向き矢印)今回完成した、オーダー椀の制作の様子。
オーダー椀12015IMG_4535.jpg
左が白木地の状態。右は、一見朱塗りですが、中身にたっぷりと「しかけ」をした状態です。
「しかけ」のレシピ →  木地溜で塗り重ねて厚みをつけた塗膜(木地固めのあと、下地をし、塗り重ね8層)に、細い剣で螺旋状に細かく筋を彫り込んで「しかけ」をしています。その上に朱漆を塗り込んだ状態です。
※オーダーのケヤキのお椀の木地です。   ※朱溜変わり塗りのしかけをしているお椀です。

そして、4年の歳月をかけて?やっとできました。
嬉しいので、大きな写真を貼りまくりですよ〜。黒ハート黒ハート黒ハート黒ハート黒ハート
2015IMG_6956.jpg
2015IMG_6953.jpg2015IMG_6962.jpg
2015IMG_6968.jpg

2015IMG_6988.jpg

2015IMG_6992.jpg
なんだか、陶器の三島を連想させるようなはつり模様ですね…。
2015IMG_6996.jpg
このみずみずしい塗り肌も懐かしい!当時のお椀とそっくりに仕上がって、松本自身がびっくりしていました。


バッド(下向き矢印)ちなみに、件のサンプルとの比較です…。
2015IMG_7016.jpg
左がサンプルになった、引出物のお椀です。
…見分けがつかないくらいです。裏にタグを貼っているんですが、それがなければ私でも分かりにくいかも。
でも、木地も漆も当時と同じものはないので、違うアプローチで試行錯誤し、やっとお客様にお渡しできるようなものに仕上がりました。
サンプル椀の漆は、2000年に松本和明が浄法寺で自分で漆掻きした漆、しかも生漆を使っていました。
新作は、2005年の岩手県産、大森俊三さんの末辺精製漆です。
完成して、本当にホッとしています〜。あせあせ(飛び散る汗)
連休が終わったら発送する予定ですので、それまでゆっくり眺めていようと思います。わーい(嬉しい顔)

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2015年04月23日

■オーダー品のめんぱ(曲げわっぱ)のお弁当箱です。

4日目にして、子供の熱がやっと下がりました…。ホッ!
熱が下がるとウソのようのニコニコして、いろいろ遊びたがる娘ですが、この数日の闘病で疲れたらしくやはり表情がぼーっとしています。あせあせ(飛び散る汗)
しかし、進歩もありまして、言葉の遅れが気になっていた娘ですが、先週末にはじめての二語文の言葉を発しました。(ちなみに、その言葉は『みゆみゆ、あった』です。→ 猫のミルミル人形のこと
発熱で保育所を休んでいた間にも、いろいろ話す言葉が増えて、あらーーっというお休みの数日間でした。
例のお薬も、先生のアドバイスに従い、濃厚チョコアイスに混ぜて食べさせると異物に気付かずよろこんで食べてくれましたよ。
イチゴ、アイスと好物のオンパレードで大喜びの子供ですが、この黄金期間はもう終わりだからねーっと強く言いたいところです。


さてさて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
今日は、オーダー品のかわいいお弁当箱ですよ〜。


バッド(下向き矢印)400mlサイズのめんぱ(曲げワッパ)のお弁当箱です。
めんぱ 曲げわっぱ お弁当箱 オーダー
やや小ぶりのお弁当箱です。とっても可愛いでしょう? 黒溜に、内側のみ銀彩で絵付けをしています。


バッド(下向き矢印)内側のアップです。
お弁当箱 国産漆100% オリジナル
フジの花です。大きく大胆にあしらってほしいとのご要望で、このように描きました。ぴかぴか(新しい)
とっても華やかですね〜。
上塗りして日が浅いので、もうしばらく漆室で塗膜を締めてからの納品となります。
そういえば、そろそろフジの花の季節が近付いていますね。近所のキリの花が咲いているのですが、その淡い紫のお花を見つけると「もうフジも咲くんだよね」と嬉しくなります。
フジの花が盛りになる5月上旬にはお渡しできるかな?と思います。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_6477.jpgさて、今日のおまけ写真は…

工房のお庭のユスラウメに実がつきました。
また真っ赤なかわいい実が見られるかと思うとうれしいです。

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2015年04月22日

■オーダーの茶櫃に、ミズナラを絵付け中です。

2才6ヶ月の娘の高熱はあいかわらず続いています。あせあせ(飛び散る汗)
今日は、おんぶでなく抱っこがいいと泣いて私にしがみつき、40度越えでアツアツの12キロの体を何時間も抱いてました…。
こんなに高熱が続くのははじめて…もう3日経ったのになあ〜。
今日は病院で違う薬を処方してもらいましたが、最近の娘は麻薬犬なみ?の嗅覚で、好物に仕込まれた薬の味に気がつき「イヤッ」と言ってガンとして飲まないんです。もうやだ〜(悲しい顔) 
新しい薬は試しの1日分で、2包しかなかったのに1包をムダにしてしまいました。なんとか残り1包を飲ませることができて、少し症状が落ち着いた気がするので、明日はもう少し出してもらおうと思います。


さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。
今日もお客様のオーダー品ですよ。わーい(嬉しい顔)

バッド(下向き矢印)茶櫃の蓋の裏に絵付け中です。
ミズナラ
この騒ぎで、しばし仕事がとまっていますが… とほほ。
描いているのは、ミズナラです。お客様のご希望なんですよ。今まで「ドングリの木の一種」という認識しかなかった樹木ですが、この機会にいろいろ調べてとっても愛着が湧いてきました。ムード 一枚ずつ葉を描いていて、最近になってやっとさまになってきたところです。
径が一尺二寸(約36cm)ある、りっぱな茶櫃なので、かなり大きな画面になります。単純な線描のデザインなので、今回は私にしては珍しくきっちり下絵を作り、慎重に描いていますよ〜。
この葉っぱは「舞台」です。この葉の収束するところに、主役になる金色の可愛いドングリをたくさん描きます。ぴかぴか(新しい)

バッド(下向き矢印)白木地の時は、こんな感じでした。
オーダーの茶櫃と茶托 国産漆
茶托5枚も一緒に製作中です。
トチ材なのですが、杢がそこそこ入っている雰囲気の良い木地だったので、大きな絵が入って杢が見えなくなるのがもったいなく感じ、お客様にご相談して葉っぱは線描になりました。
制作の過程 ※木地の仕入れ → ※木地固め  → ※中塗り

…これまた、2年以上お待たせしているお品ですね。たらーっ(汗)(木地を仕入れた時は、娘は寝返りを始めた赤ちゃんだったりするし;;)
もうここまできたら、焦らず慎重に仕事を進めていきたいと思います。



2015IMG_6753.jpgさて、今日のおまけ写真は…
何やら怪しい、人形のぽぽちゃんです。
一時小康状態になった娘が、ぽぽちゃん人形と遊びました。
ぽぽちゃんも病気になったかも?と私が言うと、娘は本と自分の枕でベッドをつくり、人形を寝かしつけて看病してました…。
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2015年04月21日

■オーダーの朱溜のお椀に「筋彫り」をしました。

あれから娘は快方しました… と報告できればよかったんですが…。
実際は熱が40度をいったりきたりで、保育所をお休みしてしまいました。たらーっ(汗)
園生活がスタートして半月あまり、この時期は体調を崩す子が多いそうです。
当初は遊んだりふざけたり、余裕をみせていた娘も、さすがにつらいらしく、今日はぬいぐるみと一緒にグッタリとして過ごしました。そして、珍しく「おんぶ、おんぶ」と言うので、赤ちゃんの時のだっこ紐でずっと子供をおんぶしていると、子泣き爺を背負っているようで、めっちゃ疲れます。ふらふら
さすがに、今日は何も出来ませんでした。しかも、解熱の座薬もあんまり効かない…あせあせ(飛び散る汗) 
すぐ回復すると思っていたのですが、もうしばらく様子を見ないといけないようです。


さて、そんな落ち着かない今日ですが、これをご紹介したいなと思います。


バッド(下向き矢印)朱溜変わり塗りになるお椀です。
2015IMG_6656.jpg
筋彫りが終わって、洗面台でお風呂に入っている途中です〜。

このお椀もオーダー品です。
工房がスタートする直前に作った、サンプルのお椀を気に入ってくださったお客様からのご注文なのですが、とても凝ったややこしい?作りのお椀だったので、これまた数年がかりのお品です。
もういよいよ最終局面なんですが、ここにまた大きなハードル?があり、しばし停滞してました。

オーダー椀12015IMG_4535.jpg
左が白木地の状態。右は、一見朱塗りですが、中身にたっぷりと「しかけ」をした状態です。
「しかけ」のレシピ →  木地溜で塗り重ねて厚みをつけた塗膜(木地固めのあと、下地をし、塗り重ね8層)に、細い剣で螺旋状に細かく筋を彫り込んで「しかけ」をしています。その上に朱漆を塗り込んだ状態です。


バッド(下向き矢印)これに、ちょっと特殊な刃物を使って、横に筋彫りをほどこしたのが、今回の状態なのでした。ムード
2015IMG_6667.jpg
なんとも言えない、不思議な風合いの筋彫りでしょう?
この上に、溜を2回かけて仕上りの予定です。上塗りをすると、この風合いがグッと深みを増しますよ〜。


バッド(下向き矢印)この筋彫りをするために作った刃物をご紹介しますね。
2015IMG_6672.jpg2015IMG_6683.jpg

これは、「キサゲ」と呼ばれている刃物です。今回の仕事のために、松本がつくりました。
ハイス鋼の金切鋸の刃の部分潰して、漆の塗膜層を削った時にビビリが出るよう、刃厚を薄く削り込んでいます。漆の塗り厚を削る時は、特に顔料の種類にも関係するんですが、あっという間に刃物が切れなくなっちゃいます。あせあせ(飛び散る汗)
ちなみに今回のこの赤い椀に筋彫りをした場合ですが、一客につきなんと9回以上、刃物を研いて彫り上げています。(うう…たいへんすぎる)
今回のお椀は10客ありました。
とても面白い表現なんで、また機会があればしてみたいんですが…。たくさん彫り込みをする仕事があると、あまりにもたいへんなので、何処かに粉末冶金の鋼材の出物はないかなーと思っています。
どのみち、マニアックなものになるので、地道に探すしかないですが。

それにしても、はやく娘がよくならないかな〜。
大丈夫とは思いますが、ホント落ち着きません。

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2015年04月19日

■オーダー品の朱溜変わり塗りの飯椀です。

今日は、2才6ヶ月の娘と一緒にお菓子作りをしてみました。
たぶんにもれず、お菓子が大好きな娘…。まぜまぜするだけのフルーチェやココア作りにチャレンジしたことはあります。(←大盛り上がり!)
なので、こんどは用意していた冷凍パイシートで簡単クッキングをしてみました。
半解凍のパイシートを麺棒で伸ばして、いろんな形のクッキー型で抜き、卵液を刷毛でペタペタ塗ってオーブンで焼くのみですが、周囲は粉だらけになりました。たらーっ(汗)
はじめてのオーブンも「あちちー」と言って恐がりながらじっくり観察し、焼きたてのパイ生地をたくさん食べて楽しそうでしたが… う〜ん、お料理好きな子になってくれるといいなあ…。


さて、そんな今日はこれをご紹介いたします。

バッド(下向き矢印)お客様のオーダー品のお椀です。
2015_IMG_6612.jpg
朱溜変わり塗りの欅飯椀です。個性的な表情をしていますよ〜。


2015IMG_6647.jpg

←炭粉を蒔き、朱溜変わり塗りのためのしかけをしています。
赤い器の下には、こんな下地がかくされているのですね〜。







2015_IMG_6605.jpg
ケヤキ材の木地本来の木目や導管を借景に、竹炭層、炭粉層、朱漆の層、溜の層を塗り重ね、研いで断層を見せる根来風の変わり塗りになっています。多重にレイヤードが重なっているから、とても深い景色なんですね〜。
木地は薄めですが、衣が厚いので、手に取ると重量があります。
国産漆100%、たっぷりと漆をつかったぜいたくなお椀ですが、あまり漆っぽくない表情なので、使い出はあると思います。

このお椀も、制作時間をたくさんいただいてしまいました…。あせあせ(飛び散る汗)
もうしばらく塗り肌を締めてから、納品する予定です。わーい(嬉しい顔)


2015IMG_6647.jpgさて、今日のおまけ写真は…

ヤマモモジャムをはさんで焼いたスティックパイです。
余ったパイ生地を練り直して、ささっと松本が作りました。
冷凍パイシート、いろいろ使えそうで便利ですね。ぴかぴか(新しい)

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2015年04月09日

■オーダーのお重箱、製作中です。

今週は、月曜日からまいにち娘は保育所…という夢の期間の始まりでした。(いま2才6ヶ月)
毎朝、娘はもう喜んで出かけていきます。教室では、ならし保育中のクラスメイトが「ママ、ママ、行かないで!」と泣き叫んでいるのを「???(えーなぜ?)」という感じで不思議そうに見ている娘は、保育所で遊ぶのが大好きです。
しかも、お迎えに行っても(クッ、まだまだ遊びたいのに…ふらふら)と迷惑そうな顔をするのはなぜ??
毎日、帰りは保育所の玄関で「イヤーーーッ」とエビぞりになって、先生に「あらまあ!」と言われるのが日課になってしまいました。あせあせ(飛び散る汗)
はあ… つかれるわあ…。
子供が朝からいなかったら、どんだけ物事がサクサク進むだろうとワクワクしていましたが、溜め込んだいろんな雑用に手間がかかっていて、なかなか作業部屋でゆっくりできません。もうやだ〜(悲しい顔) 要領わるすぎだなあ。
はやく自分の仕事部屋を片付けて、じっくり仕事をしたい! 来週はその環境をめざします…。

さて、そんな今日はこれをご紹介いたします。


バッド(下向き矢印)作業中のお重箱ちゃんです。
2015IMG_6122.jpg
五.五寸(約16.5cm)サイズの角重箱、お客様のオーダー品です。
優雅な和紙肌仕様です。ほぼ1年前に外側の和紙を貼り直しました。
じつはもう、かれこれ4年くらい前にいただいたオーダーだったりします。(うわっビックリしないでください;;)
もともと角重箱は、制作工程がとっても多いので時間がかかるんですが…。私の出産や育児が間に入ってしまったため、よけいに間があいてしまいました。たらーっ(汗)
「あせらずに良いものを作ってください」という言葉に甘えすぎ…だなあ〜 うう反省。
工房のお客様は、じっくり待ってくださる方が多くて、申し訳なく思います。


バッド(下向き矢印)(おそらく明治時代の)大福帳の和紙を貼りました。
和紙貼り
以前も書きましたが、とってもいい和紙でした。もう使ってしまって残念です。
今回は、全体をすり漆をしました。これで、和紙が器物になじんできます。

バッド(下向き矢印)うーん、やっぱりいい和紙だなあ〜。とても風合いがいいです。
2015IMG_6123.jpg
このお重箱は、黒地に梅のお花の柄付けをする予定になっています。
今からもう、私の脳内にこのお重箱ちゃんが仕上がった、凛々しい姿が目に浮かんできます。(妄想)
その幻影にたどりつけるよう、今年は順調に進めたいなと思います。わーい(嬉しい顔)



2015IMG_6178.jpgさて、今日のおまけ写真は…

木工場でノビ〜のミルちゃんです。
木工場に行くと、いきなり天井から落ちてくるので、いつもビックリします…。

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2015年02月28日

■オーダー品の茶櫃を中塗りしました。

2歳の娘ですが、春からの保育所が決まりました…。ぴかぴか(新しい)
第一希望のところです、よかったーーexclamation×2 一時保育でときどきお世話になっていたところですが、春からは毎日通えるんですね。あとから聞いた話では、かなり人気で倍率の高いところだったそうで(知らなかったよ…;;) ホントよかったです〜。
ここでも仲のよいお友達ができているようで、駐車場で「あ、○○ちゃん来た!」と可愛いお友達が娘に声をかけてくれます。
言葉が遅く、しゃべれない娘なので、コミュニケーションの言語といえば「ウンウン」「ダメ」くらいしか言えないのに… どうやってお友達と交流しているかホント不思議ですがあせあせ(飛び散る汗)
お友達のケンカの仲裁をしたり、風邪を引いたお友達にティッシュで鼻をふいたりとお世話もしているそうな。(←これを先生から聞いて驚愕… 家での彼女と違いすぎる がく〜(落胆した顔)
もう3月、出てきたチューリップの芽を見て「チーップ!」とうれしそうな娘を見て、春の期待がふくらみます。ハートたち(複数ハート)


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
お客様のオーダー品の茶櫃と茶托です。


バッド(下向き矢印)漆室の中…。ただいま、中塗りをしたところです。
茶櫃の中塗り
茶櫃の木地 茶托の木地 オーダー 国産漆←白木地の時は、こんな感じでした。
径が一尺二寸(約36cm)茶托5枚も一緒です。








もうずいぶん前に引退された香川県の伝統工芸士さんの挽いた茶櫃で、在庫わずかのところ、運良くおさえたものです。吸着旋盤ではなく木製のはめ木で丁寧に挽いた木地で、とっても姿がよい茶櫃なのですよ〜。
この茶櫃、今まで何度もていねいにすり漆を重ねて、ゆっくり進めていました。
そしてご注文当初は、木地溜の無地仕上りの予定でしたが… 昨年末に追加で銀彩の絵付けが決定しました。これは絵付け前の中塗りとなります。
蓋の内側に、ミズナラのドングリちゃんが入る予定ですよ〜。図案も決まりましたが、とっても可愛くなりそうで楽しみです。
長くお待たせしているので、早くお渡ししたいなあと思います。わーい(嬉しい顔)




スミレさて、今日のおまけ写真は…
今年も可愛く咲きました。黒ハート
工房の庭の片隅のスミレちゃんです。今年は少し株が広がったような気が…。
スミレの花は食用にできると聞き(サラダとか、デザートとか… ちらし寿司に乗せてもかわいい)
スミレを増やしたいな〜と考えています。

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