一時間ほど頑張って、川エビやメダカを採ったんですけど、娘ははしゃいでもうびしょ濡れです。

水晶のように水が澄んでいるので、いろんな魚がスイスイと泳いでいるのがクリアに見えるんですけど、なかなか捕獲できなくて私の方が悔しくなります。(^ ^;)
メダカくらいが関の山ですね〜。名前の分からないすばしこい川魚は仕方ないけど、ヨシノボリは採れそうな気がして狙っていますが、ヨッシーもぼーっとしているようではしこいです。

さて、そんな今日はもう5月。
ショップ和×和にアップした特選品をご紹介したいと思います。


以前、ご紹介した記事はこちら。※
独特の形の蓋付きのうつわなんですが、香川漆器の一つです。
「一人飯器(いちにんばんき)」という名称で、名前のように本来一人分のご飯を入れる飯器です。もともとはこの飯器がぴったりおさまる小さなお盆としゃもじがセットになります。
もうかなり古い木地で… 40〜45年くらい経っているらしいです。
松本の父親の師匠、つまり師匠の師匠の工房にあったものです。
父も師匠ももう亡くなりましたから、長い年月をかけて今回ご紹介したことになります。

「亀甲鑿目」と言われる、独特のはつりあとを生かすべく、ツヤのあるすり漆に仕上げにしています。
ほか、はつりのないもの、線筋のあるものなどのパターンがあるそうです。※線筋タイプはこんなのがあります。
あ、そういえば…!


「ニッポンの定食」という特集なんですけど、高松市の「しるの店おふくろ」さんの定食の写真に、しゃもじ付きの飯器が写っていました。

この一人飯器の木地は、残念ながら、これでラストらしいんで今回ショップでご紹介してみました。
二人用か三人用か未確認ですけど、他のサイズはまだ少しは木地の在庫があったような?
あらためて香川漆器って、のんびりした香川県らしくていいなあ〜と思いました。

娘との戦果の川エビちゃんです。私たちに捕まって大迷惑〜。
娘がお父さんに見せると身振りで言ってきかないので、工房の庭のスイレンのたらいに入りました。