2014年06月06日

■中古のグラインダーがやってきました。

いよいよ梅雨ですね〜。工房のまわりは田んぼなので、ゲコゲコの大合唱がにぎやかですexclamation
少雨の香川県も、この時期ばかりはしっとりと空気も湿り、夜には霧が立ちこめていることがよくあります。
梅雨はジメジメしてていやだ〜という方はきっと多いですが、私はけっこう好きなんですよ。


さて、そんな薄い雨が降った今日は、これをご紹介したいなと思います。


バッド(下向き矢印)じゃーーん。中古のグラインダーさんが工房にやってきました。
グラインダー
径20cmのグラインダーです。旋盤の刃物の荒落としに、今日からバリバリ働いてもらいますexclamation
今までは、工房立ち上げの時に買った径15cmのグラインダーを使っていました。が、径が小さいので刃物を削るのに時間がかかり、ちょっと不便でした。
これで、さくさくと刃物を調整することが出来るはず…。

さっそく試してみました。


バッド(下向き矢印)2本の刃物を荒落とししてみると…。
あらおとし1あらおとし2あらおとし3あらおとし4
おお!!やっぱりぜんぜん違う!!
倍のスピードで刃物を削ることができるんです。効率がよくてうれしい〜。

それで…。



バッド(下向き矢印)ひとつ木地をひいてしまいました。
白木地
ふわふわのエンジェルヘアーにつつまれております。黒ハート
(ミズメザクラの木地です。ちょうど中荒挽きの木地が目の付くところにあったらしいです)
刃先は別の道具で研いでいるので、刃物の切れ味じたいは変わんないなあ〜 あ、当たり前か。たらーっ(汗)

そしてそして…。


バッド(下向き矢印)さっそく木地固めまでしてしまいました。あせあせ(飛び散る汗)
木地かため

内側を先に塗ったのですが、木地が横木取りなので反対側にしみ出しています。
刃物仕上げの木地なので、やっぱりよく漆を吸いますね〜。
ぺーパーで木地を仕上げると、あまり漆を吸い込みません、仕上げの溜色が明るくなるので、特に木目を見せたい作風の時にはペーパー仕上げがいいです。
松本は漆を木地に吸わせるのが好きなので、刃物仕上げです。
でも、あんまり吸わせすぎると芯乾きしにくくなるので、ほどほどでふきとります。


バッド(下向き矢印)木地固め完了。
木地固め2
漆室へ入ります。ムード しっかりと乾かして、次の工程へ入ります。

工房立ち上げの時にそろえた道具や環境などが、だんだん手狭になってきています。
少しずつ入れ替えをして、もっと快適に仕事ができるように工夫したいなと思います。わーい(嬉しい顔)



2014MG_6595.jpgさて、今日のおまけ写真は…

新しいナワバリ(足場)がなくなって、ションボリしているような?うり坊です。
せっかく新島が登場して、領土が拡張したのに〜〜。夢と消えました。
いつもミルミルに八つ当たりしてしまううり坊です。


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2014年04月15日

■中古の卓上鉄工旋盤です。

いいお天気で紫外線がこわいですね。あせあせ(飛び散る汗)
今日はこれをご紹介したいなと思います。


バッド(下向き矢印)中古の卓上鉄工旋盤を仕入れました!
2014IMG_3813.jpg
装身具のパーツを制作したり、磨いたりするためにやってきました。
まだすぐ使う予定はありませんが… あったらいいな〜と思っていたものです。
なんともう40年ほど前のものらしいです。とてもきれいに手入れされていてよく使えそう。


バッド(下向き矢印)コレットチャックです。
2014IMG_3816.jpg
いろんな形やサイズのものがいっぱいありますexclamation
装身具は、凝りだすと小さくて繊細なパーツがいろいろ要ります。
ペンダント


←このペンダントトップは、ヒートンの部分に象牙でつくったパーツを噛ませています。
今の木工旋盤で作りました…。
あまりに小さいものなので、今の旋盤では精度がたりず苦労したそうです。

(しかもパーツが小さすぎて完成したのもつかのま、木クズの海で消えたりのハプニングも…がく〜(落胆した顔)




漆でいろんなものが作れるので、とても楽しいですね。
うるわしく、五感に心地よく、しなやかな強さがある… 漆ってやっぱりすごいなと思います。わーい(嬉しい顔)



うーちゃんさて、今日のおまけ写真は…

工房の3ニャンズのうち1匹のうり坊です。
理由が分からないんですが、ただいま絶不調で… 押し入れに引きこもっています。あせあせ(飛び散る汗)
ナワバリ争いに日々やつしてすっかり消耗しちゃったんでしょうか。
押し入れから出てくることを願って待つしかない飼い主です。

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2014年02月23日

■漆室の扉を替えました。

ソチオリンピックがいよいよ閉幕ですね。
もともと、テレビをほとんど観ない暮らしなのであまり話題についていけないのですが… 
女子フィギュアのフリーは頑張って途中まで観ましたexclamation
あんなに頑張って頑張って、長年練習を積み重ねて、舞台で花開く時間はわずか数分なんですね…。
手元にとどめておけない美、というのでしょうか。ちょっとせつない気持ちになります。もうやだ〜(悲しい顔)
どの選手も美しく、真剣に挑む姿は、とても素晴らしく胸に迫るものがありました。


さて、そんな今日は…
平凡な私たちの日常ですがあせあせ(飛び散る汗) ちょっと仕事場を改善しましたので、少しお見せしたいなと思います。。


バッド(下向き矢印)それは、漆室なんです。
漆室
仕事量が増えに増えて、松本が以前に合板を使って増設した漆室ですよ。
中に入っている器たちが丸見えになっていますが、ちゃんと蓋をした状態です。
つまり、透明な蓋で「中が見える漆室」というわけです。

2014IMG_1629.jpg
このはめ込み式の扉ですが、透明なアクリル板です。
漆室を作った当時、うっかりして白い不透明のアクリル板を買ってしまいあせあせ(飛び散る汗)しぶしぶ不透明なまま使っていましたが…。(アクリル板ってけっこう高いです;;)
しかし、「あれ、もう十分乾いたんじゃない?どこ?」という時に一発で出てこず、中に入っているものが見えないってすごい不便だな〜〜と思っていましたが、結局数年ガマンしてしまいました。
しかし!先日、ついでがあったので、松本がついに透明なものに替えましたexclamation
するとあらまーー!思った以上に快適に漆室が使えるようになったんです。
もっと早く替えたらよかったなあ〜と思いました。



さて、脱走猫猫のむぎ君ですが、二日経ちましたがまだ帰ってきません。
いったいこの寒空でどこで何しているんでしょう…? 
今日、写真を持って近所を回ったら、2軒先のご近所さん(すぐ近くだ!)で、「あれ、この猫今日見たわよ〜」と言われました。
…なぜうちには帰ってこない〜exclamation×2 心配ですがちょっと腹が立ちます。


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2014年02月14日

■上塗りの時に着る「つなぎ」です。

雨降らない・雪積もらないの香川県に、今日も雪が積もりました…。(5cmくらい)


バッド(下向き矢印)前回で懲りた?うり坊は、お外を眺めるだけで待機です。
雪景色

松本の日光の視察研修はぶじ終わりました。
帰りにちょっとごあいさつに寄りたいところがあったみたいなんですが、都心の交通マヒに巻き込まれるのを恐れて、トンボ帰りしてきました。(ギリギリ渋滞にはまらなかったみたいですたらーっ(汗)


さて、そんな今日ですがこんな荷物が届いています。


バッド(下向き矢印)これは…いったい?
つなぎ
実はこれ、塗装用の不織布の「つなぎ」なんです。
松本が上塗りするときにこの「つなぎ」を着用します。

上塗りの時に、微細なホコリやチリは仕事の大敵です。乾いていない塗膜にホコリが乗っかると、塗り肌が荒れてせっかくの肌がだいなしになってしまいます。
そんな塗りの大敵・ホコリをいちばん持ち込むのは塗師自身の衣類なんですが…
ホコリの付着を防ぐために、衣類を着用しないかもしくは防塵服を着て塗ることになります。裸で仕事をするのがラクなんですが、汗っかきの松本には不向き… ということで、この「つなぎ」のおでましとなります。(つなぎ+コロコロも必須です)

今まで、ぐあいのよい「つなぎ」を探して試行錯誤してきましたが…。
調子のよいものを見つけて、愛用しています。
定期的に交換しているんですが、愛用のものが安く出ていたので、まとめて買ったみたいですよ。


バッド(下向き矢印)そろそろお役御免のつなぎさんです。 
上塗り用 つなぎ
不織布なんですが、塗装用の「つなぎ」です。布の繊維が長いので、ホコリが出にくいんですよ〜。
通気性もあるので、夏もなんとか長時間着ていられます。

…このつなぎを着た松本が、白いドラえもんみたいなんです。がく〜(落胆した顔)
夜になり、工房に白ドラえもんが出現すると「ああ、今日は上塗りするんだな〜」と分かるわけですね。

白ドラえもん、近々また登場しそうです。



2014IMG_1467.jpgさて、今日のおまけ写真は…

珍しい雪景色につられて、娘もお散歩してみました。
お昼の写真なんですが、道路ではほとんど溶けちゃっています。


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2013年12月20日

■久しぶりに炭を使う仕事をしました。

いよいよ今年もあと10日ほどになりましたね…。
年内納品の仕事もめどがつき、ほとんど発送を待つのみとなりました。ホッダッシュ(走り出すさま)
いつになく、少しだけゆっくりできそうな短いひと時です。そこで、松本がめったにしない炭研ぎをしていましたよ〜。

あまりにもめったにしないので、炭の固まりから切り出して研ぎ炭を作るところからしておりました。あせあせ(飛び散る汗)(切り出したのは、学生の時以来かな〜と松本がつぶやいております)


バッド(下向き矢印)棒状の形をしている炭を輪切りにします。
炭研ぎ4
厚みは1cmないくらいです。
仕事にもよりますが、厚くても薄くても使いにくいです。これを手に持ちやすい形にさらにカットして「研ぎ炭」として使います。

この炭は、駿河炭、朴炭、呂色炭などが入っています。
同じく素材オタクだった松本の亡父が収集していた炭なんですよ〜。かなり古い時代に焼かれた炭です。現在はなかなか入手できないと思います。(あっても大変高額です…)


バッド(下向き矢印)砥石で整えた炭を使い、器物の塗面を水研ぎします。
炭研ぎ1

炭研ぎ2
この作業は、呂色面を作るための仕事です。
つまり、塗り肌を磨きツヤを出す仕事なんです。国産漆の自然な美しい塗り肌を主体にもの作りをしている工房では、ふだんあまりしない作業ですよ。

2013_IMG_9507.jpg
写真は研ぎ炭の一つ。駿河炭と思います。
硬質で、金属のような輝きを放ちます。スカッと研げて傷が入りにくい、とても使いよい炭です。ムード

今日はひさしぶりに炭のことに触れましたが、また詳しくご紹介したいなと思います。わーい(嬉しい顔)

炭研ぎ6お父さんが何をしてるのか、興味津々あせあせ(飛び散る汗)

娘、ほんとうにしっかりしてきました…。
身長や体重はあまり変化がないのですが、この一ヶ月で赤ちゃんの名残がすっかりなくなり、小さな女の子に変貌をとげましたよ。本当に早いですね。たらーっ(汗)



むぎそして、今日のおまけ写真は…
娘の遊び場でちょっとくつろいでみるむぎ君です。


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2013年07月08日

■中塗り用の漆刷毛を切り出しました。

やっと梅雨明けです、暑くなりましたね〜〜。
そして今日は、ショップ和×和の方に、ギフト用のお箸をアップしました。お気軽なギフトとして使っていただけたらな〜と思い、ちょっと多めにご用意していますので、ぜひごらんくださいね。ムード


さて、今日は漆刷毛を切り出す様子の写真を撮っていましたので、ご紹介したいと思います。
ずっと仕事に使っていると、漆刷毛も穂先が摩耗したり傷んだりして、仕事がしにくくなってきます。
これが絵筆だったりしたら、もう買い替えかもしれません。
しかし、漆刷毛(全通し)は毛が鉛筆の芯のようにお尻まで入っているので、削り出すと新たな穂先が出てきて、ふたたび新鮮な状態で使うことができるのです。


中塗りの作業に2年ほど使っていました。穂先がもう塗りにくくなったので、不要な部分をカットしちゃいます。
刷毛の切り出し 1

すっきりとカット終了。
刷毛の切り出し2

砥石をあてて断面を整えます。
刷毛の切り出し3

ピシッときれいになりました。(重要!ここが基準になります)
刷毛の切り出し4

穂の長さを決めて切り出しで切り込みます。
刷毛の切り出し5

刃物でよぶんな板を除去します。
刷毛の切り出し6
刷毛の切り出し7

横の板はつけたまま、刃物でピシッと成形します。
刷毛の切り出し8

穂先を作り上げました。
刷毛の切り出し9この毛の部分は「糊漆」で固めてできています。以前の漆刷毛は、これを石のように?固く固くして仕上げていました。ごく最近の漆刷毛は、この糊漆が柔らかすぎてすぐグズグズに崩れてしまうので、このようにピシッと仕上げることができません。














この糊漆をほぐして仕上げとなります。(この作業に、少し時間がかかります)
刷毛の切り出し10
先端は重要な部分なのでゆっくりほぐします。
今回は湿らせてから、コップのふちで揉んでだんだんやわらかくしていきます。

刷毛の切り出し11
少しだけほぐれてきました。
刷毛の切り出し12
時間をかけてほぐします。
刷毛の切り出し13
刷毛を固めている糊漆は熱湯に弱いので、熱めのお湯にしばらく浸けてふやかしておきます。
ここでイライラして?むりやりほぐすと、毛が傷んでしまい、肝心の塗りの作業中に毛が切れてゴミになって塗りに出やすくなってしまう傾向があるので、ていねいにふやかします。
刷毛から、くずれた糊漆のゴミが出なくなるまで洗ってから、作業が終ります。


やっと完 成ぴかぴか(新しい)
刷毛の切り出し14
今回は1時間ほどかけてほぐしました。
(仕上げに松本が、私のヘアアイロンを使って、穂先を揃えているのを見てしまいました…;;)
この作業のあと、オイルをなじませてしばらくおいています。漆刷毛の毛は、女性の人毛ですから、ヘアケア?もちょっと似通ったところがなくもないところが、面白いですね。
この刷毛ちゃんは、前回の穂先で中塗りの作業に2年ほど使っていました。
とても調子がよかったので、また使えると思うとうれしいです。わーい(嬉しい顔)

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2013年04月12日

■刃物打ちの準備中です。

ここ二日ほど、体調不良で休んでいました。もうやだ〜(悲しい顔)
悪寒や頭痛、だるさなど風邪の初期症状みたいなのがあって、葛根湯を飲んでやりすごしていましたが…。
子供に移る何かだといけないのでがんばって受診したのですが、発熱もなく感染症ではないだろうとのことで、安静にしてくださいとのことでした。(授乳中なので、お薬もナシ)
寒の戻りもあったし、季節の変わり目だからかな?? 産後半年も経ってますが、その影響もあるのかなあ…。
私がグッタリ寝ている隣でも、娘はなぜかハイテンション。布団蹴飛ばしキャッキャ暴れまくっていますが、ぜんぜん相手できませんでした。あせあせ(飛び散る汗)
これがインフルエンザとかだと、想像するのも大変ですね…。
はやく体調を整えて、スッキリしたいと思いました。

さて…。

木工旋盤が工房にやってきてから、木地が挽けるようになった松本。
しかし、市販の刃物では挽ける範囲に限界があって、だんだんフラストレーションがたまるようになってきました。

そこで、自分で刃物打ちをする!と決めた松本。
私が倒れている間に、そのための資材がぞくぞくと集まっていました。


バッド(下向き矢印)中古のボール盤。どこで見つけたの?と思うような、小型です。
2013_9789.jpg

きれいにおそうじおそうじるんるん
2013_9755.jpg
2013_9756.jpg

バッド(下向き矢印)昔年のよごれがきれいに落ちていきました…。
2013_9747.jpg


バッド(下向き矢印)こちら、金床と金槌です。
2013_9764.jpg
これで、焼いた鋼を打つんですね〜〜。

バッド(下向き矢印)こちらは耐火レンガ。(けっこう高いらしいです)耐火セメントと耐火モルタルもあります。
2013_9785.jpg
この耐火レンガやモルタル等で、火床(ほど)をこしらえるのですね。
当初は、大きな火床をこしらえて石釜も兼ねては?みたいな欲も出していたんですが、やっぱり最小サイズできちんと用を足すものにしようということになりました。

他にも火箸とか到着しているらしいです。
まだまだパーツが必要なようですが、こちらも少しずつ進めていきたいと思います。ムード


ユスラウメさて、今日のおまけ写真はユスラウメの苗です。子供の誕生した記念に植えた木ですが、この子も順調に芽吹いています。



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2012年08月11日

■「掻きべら」を作りました。

もう1ヶ月程、香川県では雨が降っていませんでした。(夕立もナシ)
そして待ちに待った今日は、天気予報に「雨マーク」のついていた日。明け方からお昼まで、ぱらぱらした浅〜い雨でしたが、やっとこさいくらか降ってくれました。あせあせ(飛び散る汗)
田んぼや野菜畑は水をやることができるけど、漆畑の木はそうはいかないですから、雨はいくらか降ってほしいものです。

さて…。
先日、高校の生徒さんたちが香川県漆器工業協同組合の漆畑でうるし掻き体験をしたのですがその時にあわせて松本が「掻きべら」という、漆掻き道具の一つをいくつか作ったのでご紹介しますね。

バッド(下向き矢印)漆掻き道具いろいろ。
IMG_5768.jpg

タカッポ(漆を入れる容器)の下にあるのが掻きべらです。
どう使うのかといいますと…。


バッド(下向き矢印)傷をつけた木のみぞに出た漆樹液を掻きだすのに使います。
DSCN3149.jpg
(ちなみに、松本はみぞの傷口を掻きべらでグリグリしません、木が傷むので。傷口に当たらないよう、樹液だけをそっと取り出します)



さて、その掻きべらですが、松本はアルミ板を使って作ります。
アルミを成形して、柄をいれるんですよ。
DSC_0254.jpg
DSC_0256.jpg
DSC_0258.jpg

バッド(下向き矢印)柄を木工旋盤で削り出します。
DSC_0259.jpg
DSC_0260.jpg
あとは、刃を成形して完成です。
アルミはあたりが柔らかく、とても使いやすいそうです。


バッド(下向き矢印)こちら、いろいろな大きさと形の掻きべら。
DSC_0262.jpg


今回、用意した掻きべらで、皆さん楽しく漆掻き体験をしてくださいました。^^
いろいろ忙しかったけど、たまにはいいものですね。

posted by 宮崎佐和子 at 22:45| Comment(4) | TrackBack(0) |   道具

2012年07月19日

■保存会から漆掻き道具が届きました。

暑い〜〜exclamation×2 セミの声が暑さを増幅してくれますね。
思えばもうずーっと冷たいビールを飲んでいません…。ノンアルコールビールを買って、冷蔵庫で冷やしておこうと思いました。

さて…。
今日、日本うるし掻き技術保存会にお願いしていた漆掻きの道具がやっと届きました。


DSC_0196.jpg

松本は、保存会の漆掻き研修制度を利用して、2000年に岩手県二戸市浄法寺町で漆掻きを学びました。それ以後、準会員として保存会に所属しています。


バッド(下向き矢印)当時の松本。
3/6浄法寺で漆掻きをする松本和明
今とシルエットがぜんぜん違いますね〜



バッド(下向き矢印)今年仲間入りした道具たちです。
DSC_0197.jpg
左から、掻きカンナ2本、ゴーグリ(ゴングリ)、掻きカマです。
カンナはウルシの木の幹に傷を付ける道具で、カマは幹の樹皮をなめらかにする道具。(下草刈りにも使えて便利な刃物です)
ゴーグリは、採ったウルシを入れたタカッポという容器の内側をこそげるのに使います。

特殊な刃物なので、制作できる鍛冶屋さんはたいへん限られていたりします。(特に掻きカンナ)


バッド(下向き矢印)掻きカンナ。
2012MG_5696.jpg
ちかぢか廃業されるという話も出ている、田子の鍛冶屋さんのものでした。

まだ作ってくださっているようですが、特殊な技術を持つ職人さんが、減っていくのは寂しいことですね…。もうやだ〜(悲しい顔)
道具が喜ぶように、活かしてあげたいと思います。


2012MG_5677.jpgさて、今日のおまけ写真は、畳の上でグデグデになっちゃっているうり坊です。「かくれデブ」のうり坊、おなかの脂肪を思いっきり広げております。

posted by 宮崎佐和子 at 18:50| Comment(2) | TrackBack(0) |   道具

2012年06月01日

■オリジナルの「つく棒」製作中です。

一日一日がとっても早い! 
もう6月、気持ちのいい初夏ですね。^^

さて、今日の夕方から木工場に行って、なにやら旋盤で一心に挽いている松本…。しばらくして、こんなものを玄関に並べていました。


バッド(下向き矢印)キャンドルのような?木地がずら〜り。
2012G_5295.jpg
これは『つく棒』なんですよ。
つく棒とは、器物を扱う時に使う道具で、樹脂やテープなどの粘着物でくっつけます。このつく棒を持って、いろいろ作業を行うわけですね。
シンプルですがとても便利な道具の一つです。

つく棒はいろいろ持っていますが、「もうちょっとこんなサイズのものがあれば」と思うこともしばしばなんですよね…。
木工旋盤がやってきたので、自前でサッと作れるようになりました。

IMG_2212.jpg←こんなふうに使います。

さて、このつく棒を削り出すためにたいへんな準備がいったそうで…。
つく棒を挽いていいような端材を出すため、大きな丸太をずーっと木取りしていたそうです。そうして出た端材の中から、器物の木地には向かないような割れやサイズが半端なものを選んで作りました。

バッド(下向き矢印)かなり太いつく棒ですね〜。
2012G_5298.jpg
置いて使う仕様だそうで、安定感のある形にしたんですね。器物に蒔地をする時に重宝しそうです。



cup&saucerA_1.jpgさて、今日は6月1日。ショップ和×和に毎月1日にアップしている店長の特選品。今月はギフト用のお箸セットと可愛いカップ&ソーサーとスプーンセットです。ムード
写真をたくさん撮りましたので、ぜひ楽しんでくださいね。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) |   道具
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