暖冬のまま、春を迎えられるかも??とうすーい期待を抱いていたんですが…。
やはり季節は正直ですね。さすがの香川県にも雪がちらつき、朝は水槽に薄く氷が張りました。

娘は、「めだかさん の おうち ばりばり になっちゃった …」としきりに気にしていました。
いよいよ強烈寒波到来ですよね。この週末は、エネルギーあふれる3歳児とどうやって過ごすか悩みます。

さて、そんな寒い今日ですが、これをご紹介したいなと思います。
↓新年に、工房に届いた長野県産の漆。※


長野の竹内義浩さんの採った漆です。

もう精製も終わっている漆なので、桶から出してチューブ詰めにした方がよいと松本に言われました。
じゃあ、今日やっておこうということになり… 撮影もするつもりでした。しかし…。
↓ハッ!


仕事早すぎ…。

↓最後の1本のチューブをペンチでしっかりと閉じます。


チューブ詰めの作業について、詳しくはこちらをごらん下さい。→ ※漆をチューブ詰めにしています。

そうこうしていると、あっという間にピカピカの7本の漆チューブの完成です。

この漆のチューブの写真を見て、「あっ、和うるし工房あい さん、国産漆の小分け始めたんだ?」と勘違いする方もいるようですが、ちがいますちがいます。
国産漆を長期熟成させて、保存するという、あまり一般的でない方法で管理しており、「ポテンシャルがピークに達した」と松本が判断をした漆は、樽から出してチューブに移し替えて、熟成を止めているのでした。
大事な国産漆をベストな状態で保管するためのチューブ詰めなのですよ〜〜。
チューブに入らなかった漆が100gくらいありますので、茶碗に入れてもらいました。
小物を作る時にちょっと使ってみようと思います。


今日のおまけ写真は、むぎ君です。
不意打ちで撮ったので、エッという顔をしています。