今日は、うり坊です。^^

うり坊 雄 年令不詳 体重5.8キロ
体毛・銀トラ(クラシックタビー)目・オレンジ
出生地不明
体毛・銀トラ(クラシックタビー)目・オレンジ
出生地不明
もとノラネコです。推定1才です。
去年の9月にうちの子になりました。 ※うちに来た時の様子。
とにかく生命力旺盛です。もりもりごはんを食べ、おかわりし、快食快便です。(笑) 猫らしい活力にあふれてます。
そして屈託のない性格です。
素直でまっすぐな愛情を飼い主に向けてくれ、とてもいじらしい子です。ノラネコだったとは思えないくらいです。
外遊びをするミルの友達だったらしいですが、しだいに工房のまわりをうろつくようになり、そしてうちの子におさまってしまいました。
横っぱらにうずまきのあるタビーで、あきらかにアメショの血が入っているのですが、体型や性格、声はほとんどシャムです。そのへんはミルによく似ています。
そして、うちに来て半年なのに、すでに2大事件の持ち主です。
※その1→行方不明事件

うり坊を飼い出してわずか1週間後、作品展のため留守にするので、私の実家(隣町)にミルやむぎと一緒に預けたのですが、翌日に脱走。
ずっと行方不明だったのですが出張から戻った私たちが捜索し、発見。10日後に家に戻りました。 ※脱走から発見までのルポ
これで、うり坊のサバイバル能力の高さが分かりました。(笑)
むぎなら1日も持たないだろうし、ミルだっていきなり知らない場所に放り出されたら無理だと思います。そして、私たちと1週間しか一緒に暮らしていないのに、見つけた時に喜んで近づいてくれて感慨深かったです。
※その2→漆かぶれ事件

※かぶれた翌日 ※2日後 ※4日後 ※10日後
これにはびっくりでした。漆(裏目生うるし)を保存している茶碗をひっくり返し、漆をもろに浴びてしまったのです。漆の管理が甘かったので、可哀相なことをしました。が、ミルやむぎは行かない所だったので、油断してたのです。
さすがの元気印も凹みましたが…。
今はすっかり治って元気いっぱいです。

うり坊の体型の変化も笑えます。
ノラ時代は筋肉質で引きしまったうっちゃんでしたが、キャットフードを狂ったように食べ続けて激太りしました。(彼の狂気の食欲を止める術はありませんでした…)
今も大食漢ですが、狂気の食欲はもうおさまってます。

おもちゃのネズミが大好き。
(もうすぐにぼろぼろです)

時々、私のスリッパを奪って部屋の端から端までモップがけします。(ねずみ持参)ノラネコ時代に蓄積した、おねずハンティングのデータがうり坊の脳内に山ほどあり、乗ると一人で一晩中おもちゃで遊びます。

あとバスケットの中で丸くなって眠るのが好き。(このバスケットは松本の着替え入れだったのですが…うり坊にとられてしまいました。

さて、うり坊とほかの猫たちとの暮らしですが…。
うり坊は、アタックがパワーがあって激しすぎて、体力ない小柄なミルには受け付けなかったみたいです。
そんなうり坊も最近はさすがに加減を覚えて、ミルとじゃれあって相手にしてもらえるようになりました。
でも、むぎ君とは最初から相性がよくありません…。 ※むぎ君とうり坊の確執。
ジト目のむぎ君。その視線の先にはうり坊の姿が…!

鷹揚だったむぎ君も、
嫉妬のかたまりになってしまいました。

もう激しいケンカはほとんどしませんが、仲良くなってほしいものです。

同じトラネコ(アメショ混血)でもむぎとうり坊では、模様がぜんぜん違います。(体型も違いますが)うり坊はトラネコというよりシマネコって感じです。
さて、ミルやむぎと違って、出生が謎のうり坊。
でもその起源の手がかりを松本が見つけています。
実は、善通寺のお寺の近辺で、うり坊そっくりのノラネコ(雌)を見つけているのです。ひそかに、うり坊の兄弟では?と思っています。
うり坊が突然、うちに来るまではミルとむぎの平和な暮らしでしたが、それが一変し、猫たちの関係が複雑になりました。
やっかいなこともありましたが、猫たちの感情の変化や行動の観察が楽しく、見慣れた子も新しい面が見られてとても可愛らしかったです。
さて、おまけですが…。


こうして見ると、ひそかに堀道広さんの「青春うるはし!うるし部」のキャラに似てるなーって思ってしまいます。